喪服について
喪服として女性がパンツスーツを着ても大丈夫？マナー違反にならない？
仕事のときにパンツスーツを着用している女性のなかには、「葬儀に出席することになったけど、パンツスーツを着ても大丈夫なの？」と疑問に思っている人もいるでしょう。
ダークトーンのパンツスーツは喪服と似たイメージですから、喪服の代わりに着用できそうな気もしますが、マナー的にはどうなのでしょうか。
今回は「女性の場合はパンツスーツで葬儀に参加しても問題ないのか」について詳しく説明しますので、迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
＞最短翌日お届け 人気のレディーススーツ-ブラックフォーマル一覧はこちら
葬儀に出席したい！喪服としてパンツスーツを着るのはあり？
葬儀に出席するときに喪服としてパンツスーツは絶対にNGというわけではないのですが、着用できるシーンとできないシーンがあるので詳しく説明しましょう。
『略喪服』としてなら着用できる
略喪服とは、葬儀に参加したいけれど喪服が手元にない、そのようなときに着る手持ちの服のことです。
略喪服として着られるのは黒・紺・グレーのワンピース、アンサンブル、スーツなので、略喪服としてパンツスーツを着ることは可能です。
ただし略喪服は正式な喪服ではなく、喪服の代わりにはなりません。喪主の方から「喪服ではなく平服で」と言われていない限りは、急なお通夜で間に合わなかったときに着用するものと覚えておきましょう。
パンツスーツNGのシーン
先ほど説明したとおりパンツスーツは略喪服ですから、正式な喪服が必要なシーンでは着用できません。
たとえば、自分が喪主・遺族・近親者の場合です。葬儀を開催する側で、参列者に忙しいなか参加してもらうのに、正式な喪服を着ていないのは失礼ですよね。
喪主・遺族・近親者として葬儀に出るときは、パンツスーツしか手元になくても着用できないので注意しましょう。
近ごろはパンツスーツOKのシーンも増えている
喪主や親族として葬儀に参加する場合、準備などで体を動かすことが多いのでパンツスーツが着用OKになるシーンも出ています。たとえば親族、親近者しか出席しない密葬や直葬、家族葬などです。
ただし基本的には略喪服NGなシーンですから、自分の判断だけでパンツスーツを着用するのはおすすめできません。
もし動きやすい服装にしたいとの理由でパンツスーツを選ぶのなら、家族や親族と相談してからにしましょう。
ブラックフォーマル パンツスーツ2点セット ジャケット net-019
- 即日発送
- 送料無料
- 返品・交換OK
ブラウスにジャケットを羽織ったように見える重ね着風デザインで、フロントのレースが華やかな印象を演出。シンプルなノーカラーで年齢問わず着用でき、袖口スリットで折り返し可能。ポケット付きで便利です。前開きファスナーで着脱が簡単、授乳中の方にも最適。家庭で洗濯可能で、消臭・抗菌テープ付きで清潔に保てます。
※レースの胸当て部分は取り外しができません。
※インナーは撮影用参考商品のため商品に含まれておりません。
＞「ブラックフォーマル パンツスーツ2点セット ジャケット net-019 」の商品詳細はこちら
パンツスーツしかないなら焦らないようにあらかじめ喪服を用意しておくのがおすすめ
葬儀でパンツスーツを着用するのはシーンによっては許されますが、やはり1着は事前に購入しておくのがおすすめ。その理由をご説明しましょう。
葬儀の当日はバタバタする
パンツスーツは略喪服です。自分自身が喪主のときや、親族として参加するときには着用できません。そうなると葬儀が決まったらすぐ喪服を購入しないといけませんよね。
すぐに購入できる場所と言えば、喪服の専門店かショッピングモールなどです。1軒目ですぐに見つかればよいですが、合うサイズやデザインのものがないと、2〜3軒まわらないといけない可能性もあります。
葬儀を開催する側の場合、関係者に葬儀をおこなう連絡をしたり、会場を手配したりと慌ただしいものです。それに加えて喪服を探す手間がかかるのは避けたいですよね。
葬儀の前や当日にバタバタするのを避けるには、やはり事前に喪服を用意しておくのがおすすめです。
略喪服としてでも繰り返し着るのはおすすめできない
略喪服としてパンツスーツを着るのはマナー違反ではないので、パンツスーツでお通夜に参加しても、周りの人から批判を受けることはありません。「喪服が間に合わなかったんだな」と思うだけです。
しかし、ときにはお通夜で何度か知り合いに会う場合もあるでしょう。たとえば、家族、親族などですね。
毎回パンツスーツで参加しているのを知られると、もしかすると「パンツスーツが喪服だと思っているのかしら」「喪服の1枚も持っていないなんて・・・」「社会人として恥ずかしい」と思われているかもしれません。
パンツスーツは略喪服として着用できるものですが、あくまでも急なお通夜のときだけに利用するもの。毎回着用するのは『常識がない人』と思われる可能性があるので控えましょう。
女性が喪服を購入するときの注意点は？
いざ喪服を買おうと思っても、初めて購入する人は「どう選んだらいいの？」と疑問に思うかもしれません。女性が喪服を購入するときの注意点をご紹介するので、購入するときの参考にしてくださいね。
初めて購入するなら『準喪服』がおすすめ
喪服は略喪服のほかに『正喪服』と『準喪服」があります。正喪服は喪主や親族、親近者しか着られないので、「いつかの葬儀に備えて購入しておきたい」というときにはおすすめできません。
準喪服は喪主や親族、親近者以外に、参列者として葬儀に出席するときにも着用できます。準喪服なら、急に出席することになった葬儀が開く側でも出席する側だったとしても着られるので便利です。
1店舗で決め打ちしないで価格を比較する
喪服は喪服専門店以外にネット通販でも購入できます。価格は10,000円以下で買える安価なものから、50,000円ほどする高価なものまでさまざま。
『どこで購入するか』で価格が違うので、安く購入するには1店舗で決め打ちせず、ほかのお店と価格を比較することが大事です。
もちろん価格が安ければよいというわけではありません。3,000円などあまりに安い価格だと、質が悪く、1〜2回で破れてしまったり、シワがつきやすくて取り扱いにくいということも考えられます。
そのため、価格以外に生地の質やデザインなども見て、トータルで満足できると感じる喪服を選ぶのも忘れてはいけない点です。
デザインは長く着られるものを選ぶ
喪服は頻繁に着るものではないので、1〜2着を5年ほど着続けることも少なくありません。そのため、長く着られるデザインを選ぶのも忘れてはいけないポイントです。
喪服はほとんど流行り廃りはありませんが、若い人向けのデザインのものはあります。20代前半だと若々しいデザインのものを選びがちですが、5〜6年経っても着られるデザインを選んだほうが無難。
ヨレたりしていないのでまだ着られるのに、「私の年齢ではちょっと・・・」と感じるデザインだと買い直さないといけませんよね。
これではもったいないので、着る年代を選ばないできるだけシンプルなデザインの喪服を選びましょう。
＞最短翌日お届け 人気のレディーススーツ-ブラックフォーマル一覧はこちら
喪服はどこで購入したらいい？店舗？それともネット通販？
喪服が購入できるお店は大きくわけると『実店舗』と『ネット通販』ですが、どちらで購入したほうがよいのでしょうか？
おすすめはネット通販です。実店舗よりネット通販のほうが価格が安いことが多く、お店に行く必要がないので、買いに行く時間と手間が省けます。
サイズ感が心配な人もいるでしょうが、細かいサイズ表を記載しているサイトで購入すれば問題ありません。
ただし、注文してから家に届くまで1〜2週間ほどかかるのが一般的です。「早く欲しい！」というときは間に合わない可能性があるので、急ぎなら実店舗での購入をおすすめします。
まとめ
パンツスーツは黒や濃紺、グレーなど控えめな色なら、略喪服として着られるので、お通夜に参列するときなら着用可能です。
しかし略喪服は喪服の代わりにはならないので、急な葬儀に備えて、準喪服を1着購入しておくことをおすすめします。
喪服を購入するときは実店舗よりネット通販を選ぶと、買いに行く手間が省け、安い価格で購入できることもあるのでぜひ検討してみてくださいね。
ブラックフォーマル パンツスーツ2点セット ジャケット net-020
- 即日発送
- 送料無料
- 返品・交換OK
シンプルなテーラードジャケット、タックブラウス、センタープレスパンツの3点スーツです。フォーマルからオフィス、プライベートまで幅広いシーンで活躍し、各アイテムは単品でも着回し可能。家庭で洗濯でき、経済的です。
