喪服について
50代女性の喪服選びのポイントとおすすめの喪服ご紹介
50代ともなると、葬儀に参列する回数も多くなり喪服の出番も増えてきます。女性のフォーマルマナーやしきたりというのはとくに厳しく周囲の視線も気になるところ。常識ある女性が着る喪服選びには、どんなことに気をつけるとよいのでしょう。
フォーマルマナーを教える立場となる50代
今までは、弔事の席でのマナーやしきたりを教えてもらう立場であったかもしれません。しかし、50代ともなると今度は教える立場へと変わっていきます。
また、50代の女性なら喪主・喪主の妻・遺族となる可能性も高くりますので、正喪服が必要になる機会も増えるでしょう。
主催者側の立場である遺族は、弔問客に対して失礼にならないよう正喪服の着用が望ましいとされています。準喪服にあたる喪服しかもっていないという女性は、正喪服を1着用意しておくと安心ですね。
正喪服とは
正喪服には、おもに和装・洋装があります。喪主とその配偶者・遺族など主催する側の立場や、亡くなった方に近い親族の方が葬儀や通夜などに参列するときに着用するもっとも格式ある装いが正喪服です。
和装の「正喪服」
喪主・喪主の妻の場合は、正式な和装喪服が必要になってきます。黒無地染め抜きの五つ紋の入った着物と黒無地丸帯、黒草履に白衿の長襦袢、白足袋が一般的です。
和装喪服は、地域によるしきたりやマナーなど、文化の違いが出やすい服装です。実際のところは、家族や親戚の年配の方に確認してみるとよいでしょう。
洋装の「正喪服」
黒無地のワンピーススーツ、アンサンブルで、光沢があるものや透ける素材は避けましょう。夏でも長袖で、首元が詰まったデザイン、スカート丈はひざ下からくるぶしまでと肌の露出を控えます。
50代女性の喪服は品格のあるものを選ぶ
50代になった大人の女性なら、安っぽさ感じさせる喪服は、もっとも避けるべきでしょう。しかし、高価な喪服が必ずしも厳粛な場にふさわしい装いとは限りません。
格が高い喪服というのは、無地で深く濃い黒色。遺族側でも着られる喪服を選ぶ際は生地の素材や織り、色・デザインにもこだわって選ぶことも大切です。
女性らしい品格の決め手は「黒」
上質な喪服は、黒の色合いが濃いほど品格があがります。そのため、黒色の濃さはとても重要で、濃染加工の技術はブラックフォーマルには欠かせないものとなってきました。
濃染加工とは、染め上がった生地に低屈折率の樹脂被膜を形成させて光の透過率を上げるもの。そのため濃染加工された喪服は光の反射が抑えられ濃い黒色に見えます。品格ある「黒」は大人の女性らしさと、落ち着いた印象を与える漆黒の喪服を選びましょう。
ロング丈のスカート・ジャケット
スカートやジャケットの丈が短いと、若すぎる印象を与え浮いてしまうことも。落ち着いた雰囲気が出せるロングスカートやロング丈のジャケットがおすすめです。
年齢が現れやすい部分をカバーする喪服を選ぶ
50代の女性ですと、年齢が出やすい部分が気になりはじめるころです。気になる女性は、年齢が現れやすい部分をカバーしてくれる喪服を選ぶとよいでしょう。
また、長く着ることを考えて、ジャストサイズよりもゆとりを持たせたサイズやゆったりしたデザインのものを選びましょう。
機能性・着心地も大切
窮屈なものや、動きづらく着心地が悪いと感じる喪服は避けましょう。着脱のしやすさも重要です。
ワンピースの場合、後ろファスナーだと一人で着替えるのは大変です。前開きファスナーなど、脱いだり着たりしやすいタイプを選ぶと便利です。
フリルで気になる首元をカバー
年齢が現れやすいのが首元。気になる女性は、首元にフリルなどがあるデザインを選ぶとカバーできます。また、襟元から下へ流れるような切り替えのあるデザインは、気になる首元から視線を外してくれるメリットも。
品格ある喪服はモノワールでみつけましょう!
50代は、まだまだ若い女性も多い年代です。しかし、それなりにお付き合いも増え、喪服を着る機会もだんだん増えてくるころ。そんな50代女性の喪服選びは、着やすくて品格のある喪服を選ぶのがポイントです。
リーズナブルな価格でありながら、エレガントで上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルが手に入るモノワールで、50代の女性におすすめの喪服をたくさん取り揃えております。喪服以外にもいろんなシーンで着用できる喪服がいっぱい。モノワールでお気に入りの一着を見つけましょう!