ブラックフォーマルについて
卒業式、入学式で喪服はNG?着用OKなブラックフォーマルについて解説!
「おめでたい卒業式で喪服のイメージが強いブラックフォーマルを着ても大丈夫なの?」と悩む方は多いようです。“喪服”と感じさせないように、ブラックフォーマルを着こなして卒業式に出席しましょう。
ブラックフォーマルと喪服の違い
喪服とブラックフォーマルは同じものではありません。礼服の中でも黒いものをブラックフォーマルと言い、その中でも弔事のシーンで着用するものを喪服と言います。
ブラックフォーマルは慶事用と弔事用に分かれており、慶事用では光沢のある素材を使うなど華やかさを演出していることが多く、弔事用では光沢のない素材を使うなど華美にならないよう配慮されている傾向があります。
ブラックフォーマルを卒業式や入学式で着用するには?
服とブラックフォーマルは、冠婚葬祭などの改まった場面で着用される服装であり、どちらも黒色を基調としています。しかし喪服は一般的に弔事の際に着用され、慶事にはあまり適していません。一方でブラックフォーマルは、慶事・弔事の両方に着用できる洋服であり、卒業式など慶事の場面でも着用することができます。
しかしブラックフォーマルは、葬儀や通夜、法事などの弔事で着る服装だと考えられている方が多いようです。
そのためブラックフォーマルを卒業式や入学式などの慶事のシーンで着用する場合には、アレンジを加えることが必要です。
式典におすすめブラックフォーマル
レディース喪服・礼服の専門通販店「MONOIR(モノワール)」では準喪服、略喪服、礼服を兼用してご着用いただける商品を取り扱っております。その中でも特に卒業式や入学式などの式典におすすめしたい商品を2点ご紹介します。
ロングジャケット風レース使いワンピース(net-022)
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ロングジャケットを羽織ったように見える重ね着風のワンピース。内身頃の繊細なレースが着やせ効果をもたらします。華やかなアクセサリーやバッグを身に付けることでハレの日にぴったりの上品なコーディネートに。
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ゆったりサイズ ふんわりタックワンピース(P04-40101)
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後ろ襟を立ち上げ首元を包み込むエレガントなワンピース。ゆったりとしたつくりでストレスフリーな着心地です。長めのパールネックレスとコサージュを身に付けることによって式典にふさわしい華やかなコーディネートになります。フリルスタンドカラージャケットとツーピース風ワンピースのアンサンブル。ジャケットとワンピースのゆるやかに波打ったフリル襟が特徴です。
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卒業式でブラックフォーマルを着こなす5つのポイント
ポイント1.ブラックフォーマル+金・銀
漆の蒔絵や黒留袖など、日本人は慶事の際には黒に金や銀を加えたものを使用してきました。漆黒のベースには金や銀がよく映え、格も高く感じられます。品のよいブローチや、金具のついたパンプスやバックなども活用しましょう。
シルバーを思わせる、光沢のあるグレーのインナーも落ち着きと華やかさを与えます。時間があるときは、ブラックフォーマルのボタンを金ボタンに替えてみると、印象がずいぶん変わるのが分かるでしょう。
ポイント2.ブラックフォーマル+明るい色
明るい色のジャケットやインナーを組み合わせると、喪服のイメージはほぼなくなります。ダークな色を合わせると全体が重くなりますので、なるべく軽やかな色を合わせましょう。
フォーマルな印象から光沢のある白やグレーがよく選ばれますが、年齢によってパステルカラーなどもおすすめです。
ポイント3.フリルやレース、ツヤのある素材をプラス
インナーは光沢のある布に加え、たっぷりとしたフリルやドレープがあったりレースがついていたりすると、より慶事にふさわしくなります。黒のパンプスを履く場合は、ツヤのあるものを選びましょう。ポイント4.ブラックフォーマル+アクセサリー
アクセサリーで華やかにすることによって、グッと喜びの印象になります。子供たちが主役の卒業式なので、コサージュの使用は賛否があります。しかし、喪服のイメージを与えるブラックフォーマルの場合、コサージュがあるだけでイメージが変わります。
コサージュを選ぶポイントは、“清楚”や“上品”かどうか。ブラックフォーマルにしっくりとなじみ、主張しすぎないものを選びましょう。白や淡いパステルカラーでまとめられたものが理想です。木綿布で作ったようなカジュアルなものは、原則として卒業式には不向きです。
白パールのアクセサリーは、冠婚葬祭に利用できるので便利です。卒業式のように慶事とはいえ厳粛な場では、上品に使用することを心がけましょう。
一連のネックレスでも十分ですし、コサージュを着けない場合は二連のネックレスでもかまいません。イヤリングやピアスとセットでつけると、より慶事の印象を与えます。
ポイント5.喪服を連想させる着こなしをしない
一番大切なことですが、一枚のブラックフォーマルを着回す場合、「慶弔では小物はすべて取り替える」くらいの意識が必要です。弔事で着用するときは、全身を「光沢のない黒」でコーディネートしますから、同じように黒のストッキングをはくと、喪服を連想させます。
卒業式には柄のない肌色ストッキングにしましょう。また、黒のリボンも外すか、華やかになるよう工夫することが大事です。
卒業式・入学式にNGな服装を紹介
ここまでブラックフォーマルを卒業式や入学式などの式典で着用するためのポイントをご紹介してきました。では卒業式・入学式での着用を控えた方がよい服装はどのようなものなのでしょうか。ブラックフォーマルの着用を考えている方もそうでない方も是非参考にしてください。
喪服
これまでにも記載しているように、「喪服」は葬儀や法事など弔事で着用される黒色の洋服のことを指します。一般的に弔事の際に着用され、慶事にはあまり適していません。喪服を着用する場合には、慶弔両用のブラックフォーマルを着用しアレンジを加える必要があります。
派手な服装
卒業式・入学式の主役は子どもたちで、親は主役の子どもたちを引き立てる役目であることを心に留めておきましょう。明るすぎる色のスーツや派手な柄は卒業式や入学式などの式典で着る服として適していません。お子様に恥ずかしい思いをさせないためにも、TPOを遵守した落ちつきのある装いで参加しましょう。
カジュアルな格好
カジュアルには「気楽な」「手軽な」「普段着の」「くだけた」という意味があります。ファッションにおいてのカジュアルは「格式張っていない気軽な服装」と捉えることができます。そのため卒業式・入学式などのフォーマルな場にカジュアルスタイルはふさわしくありません。 また選ぶ素材によってもカジュアルな雰囲気になる可能性があります。デニムやリネン、ジャージ素材などは避けるようにしましょう。
ミニスカート
短いスカートはカジュアルな印象を与えてしまう可能性があるため卒業式などのフォーマルな場には適していません。スカートは膝が隠れるくらいの長さが最適です。ひざが出ないように気を付けましょう。
ハイヒール
卒業式・入学式などのフォーマルな場ではヒールの高すぎる靴は品格を損ねる可能性が避けるのが無難です。歩きやすく、長時間立っていても足が痛くなりにくい3~5cmくらいのローヒールがおすすめです。
ブラックフォーマルは卒業式にふさわしい礼服です
喜びと悲しみが混ざり合う厳粛な場には、ブラックフォーマルが最適です。別れの儀式でもある卒業式。“上品でありながら華やかな雰囲気”を演出するのが、卒業式でブラックフォーマルを着るポイントです。
レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」では、上質な慶弔兼用のブラックフォーマルをお手ごろ価格でご提供しています。デザインやシルエットにこだわったブラックフォーマルを、ぜひご覧ください。