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喪主として知っておきたい葬儀で使える挨拶とは

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喪主として知っておきたい葬儀で使える挨拶とは

喪主は、葬儀・告別式の最後締めくくりに挨拶をおこなうという、とても重要な役割を負っています。喪主になって一番頭を悩ませるであろう「挨拶」。今回は、葬儀で使える一般的なお礼の挨拶の例をいくつかご紹介します。 葬儀・告別式での喪主の挨拶のポイント 最近は、葬儀と告別式を続けておこなうことが多く。火葬場へ向けて出棺する際に、喪主または遺族代表が挨拶をおこなうのが一般的になっています。 もっとも大切にしたいお礼の部分 喪主の挨拶を考える際、もっとも大切にしたいのが参列者に対するお礼の部分。そして故人の思い出や人柄などエピソードを交えて紹介するのがポイントです。最後に残された者としての心境を述べ、今後の支援をお願いして結びの言葉で終わります。 挨拶文は構成から考える 以下の7つの基本構成を参考にしていただければ、挨拶文も考えやすくなるでしょう。 1.前置き 前置きから挨拶を始めていきます。 遺族を代表し、皆様方に一言ご挨拶を申し上げます。 2.参列者へのお礼1 参列してもらったことへのお礼を述べて、気持ちを伝えることが大切。表現は、当日の天候によって臨機応変に。 本日はご多用中にもかかわらず 本日はお忙しいなか 本日はお足元の悪いなか(雨の日の場合) 本日はお寒いなか 本日は猛暑のなか 3.参列者へのお礼2 葬儀や告別式が無事に終わったことのお礼も述べます。 お陰をもちまして葬儀・告別式も滞りなく相済み、これより出棺の運びとなりました。 4.故人とのエピソードを交える 強く思い出に残っているエピソードや、故人の人柄がよく分かるようなエピソードがあれば挨拶に入れると良いでしょう。もちろん、紹介文のような形でも構いません。 仕事一筋で真面目な人間でした~ 家族想いの人で家族と一緒に過ごす時間を大切にしてくれた~ 多趣味で人生を満喫していた~ 動物や植物を愛して大切に育てる心の温かい人でした~ 5.生前にお世話になったことへのお礼 故人が生前お世話になったことへの感謝の気持ちも挨拶に入れましょう。 生前は多大なる厚誼(こうぎ)に預かり、またこのように大勢の方々にお見送りいただき、故人も皆さまのご厚情(こうじょう)に感謝して、さぞかし喜んでいることと存じます。 6.残された者としての心境、今後の厚誼のお願い 残された者としての心境や、故人が亡くなったことで縁がなくなるのでは淋しいですから、今後の支援をお願いする言葉を述べます。 残された私どもは未熟ではありますが、故人の意志を受け継いで、精進していく所存です。今後とも故人同様にご指導を賜りますようお願い申し上げます。 私はまだ若く、〇〇なくしてやっていけるか不安でいっぱいですが、みなさまのお力添えをいただいて、精一杯の努力をしていきたいと思っております。ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。 7.結びの言葉 最後は、結びの言葉で挨拶を締めくくりましょう。 簡単ですがお礼のご挨拶とさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。 喪主の挨拶は簡潔な中にも感謝の気持ちを込めて 喪主にとって、悲しむ間もなく葬儀が進められ、時間ばかりが過ぎるなか自分の言葉で挨拶を考えるというのはとても難しいものです。 遺族の心情は参列者も察していますから、ご紹介したような例文どおりの短い挨拶でも構いません。簡潔な中にも感謝の気持ちを込めれば、きっと伝わることでしょう。 メンズ・レディースのブラックフォーマルが揃うモノワール。お葬式に着用できる上質な喪服・礼服を、お求めやすい価格で販売しています。

葬儀で必要になるお布施の相場はどのくらい?

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葬儀で必要になるお布施の相場はどのくらい?

仏式の葬儀のときに必要になるお布施は、明確な相場がなく金額を決めるのが難しいものです。そこで「実際、どのくらい包めばよいのか?」という疑問を解決!全国のお布施の平均的な相場について、情報をまとめました。 葬儀のお布施の相場について お布施とは、葬儀や法事で読経や戒名をいただいた僧侶に渡す謝礼のことをいいます。お布施には、二通りあります。葬儀にご出仕いただいた際に渡すお布施と、四十九日や一周忌といった法事に渡すお布施です。今回は、葬儀のお布施の相場についてご紹介しましょう。 地域や宗派、お寺との関係でお布施の相場は変わる お布施は気持ちを包んで渡すものなので、相場はあってないようなもの。また、地域や宗派、お寺との関係によって、お布施の相場は変わってくると考えて間違いありません。 だいたいの目安なら葬儀社に聞けば教えてもらえることがあります。実際にいくら包めばよいのかを、お寺に直接聞いてみても失礼にはならないでしょう。 全国のお布施の平均相場 平成26年に日本消費者協会が実施した調査によれば、葬儀における寺院への費用(読経料・戒名料・お車代・御膳料を含む)の全国平均金額は、およそ45万円とされています。 各地域のお布施の相場 多少、金額の違いは出てくるかもしれませんが、各地域の相場をまとめましたので目安として参考にしてください。 北海道…31万円 東北…49万円 関東A(千葉・群馬・茨城・栃木)…52万円 関東B(東京・神奈川・埼玉)…55万円 中部A(新潟・富山・石川・福井)…41万円 中部B(愛知・静岡・岐阜・長野・山梨)…60万円 近畿…48万円 中国…33万円 四国…32万円 九州…34万円 もっとも低いのが、北海道の31万円。もっとも高いのが中部Bの60万円ですが、戒名の位を高く付ける方が多いため少し高めの相場になっているようです。また、地域によってお布施の相場に差があるのは、宗教的な慣習の違いによるものが大きいといわれています。 お布施の内訳について 上記のお布施の相場には、読経料・戒名料・お車代・御膳料が含まれています。 読経料(通夜~告別式まで) 読経料とは、お経を読んでもらったことへの謝礼になります。 15万円~30万円程。 戒名料 宗派や戒名の位によって戒名料が変わり、位が高くなるほど金額も高くなると考えてよいでしょう。一般的な戒名で15万~30万円程度となっています。 10万円~100万円程。 お車代 僧侶を招いた際にかかる交通費となります。遠方から来ていただく場合で宿泊が必要となるときは、宿泊費も含めることがあります。 5千円以上。 御膳料 通夜が終わった後の通夜ぶるまいや、火葬後の精進おとしなどの会食に僧侶が辞退した際に渡す食事代です。僧侶が会食に参加する場合には、渡す必要はありません。 5千円~1万円程。 お寺や葬儀社の方に相談してみるのもひとつの方法 お布施については明確な金額がなく地域によっての差や、菩提寺があるなしでも相場は変わってきますので迷う方も多いでしょう。お布施が少ないとお寺との関係が、悪くならないか心配になります。 だからといって相場よりも過剰に包むことも避けたいところ。決められないときは、お寺や葬儀社の方に相談してみるのもひとつの方法です。 葬儀にふさわしい装いが揃うモノワール。上質なブラックフォーマルをお探しの方はぜひ一度ご覧ください。

喪主・遺族として葬儀に参列する際のメイクマナー

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喪主・遺族として葬儀に参列する際のメイクマナー

故人との、最期の別れをする大事な儀式となる葬儀。服装にも、メイクにも気を使いたいところです。今回は、喪主・遺族として葬儀でのメイクに関するマナーや、ポイントについてご紹介します。 基本的には薄化粧でもノーメイクはNG お通夜や葬儀では、女性のメイクは控え目な薄化粧というのが昔からのマナー。とはいえ、ノーメイクで参列することは避けましょう。 特に、喪主・遺族の立場では注意が必要です。顔色が悪く見えてしまうことがありますし、葬儀に参列してくださった方々に対して失礼になりかねません。 喪主・遺族として葬儀にふさわしいメイクとは? 基本的には、ベースメイクや眉毛、リップ、口紅などをつける程度にしたナチュラルに仕上げるメイクが好ましいでしょう。喪主・遺族として葬儀にふさわしいメイクはどうすれば良いか、ポイントをまとめました。 ベースメイクはマットな質感に ベースメイクは、普段するメイクとあまり違いはありません。しかし、気を付けたいのが質感です。ベースメイクは、ツヤが出てしまうリキッドファンデーションよりも、パウダーファンデーションをおすすめします。 パールやラメの入ったパウダーファンデーションは、肌をキレイに見せてくれますがその分、艶っぽくなり華やかさが増すので葬儀では避けたほうがよいでしょう。 葬儀でのベースメイクは、自然で程よいマットな質感に仕上げることがポイントです。塗り方も、肌の赤みやシミなどを隠れる程度の薄塗りに。クマやシミが目立つ場合はコンシーラーでカバーするのも良いでしょう。 アイシャドウ・チークは華やかにならない程度に アイシャドウは、基本的にはつけなくてもかまいません。つけても目立たないブラウン系の色味にします。華やかな印象を与えるパールやラメ入り、ピンクやブルー、グリーンといった色物をつけることは絶対にやめましょう。 チークはつけないか、つけてもごく薄くつけるように。アイシャドウとチークは色味によって与える印象が大きく変わるので、華やかにならない程度に留めるのがポイントです。 眉毛を整える 普段眉毛を描かない人は、整える程度に仕上げましょう。眉毛を描くときは、はっきり描くのではなく、自然な眉を意識して描くようにするのがポイント。 上がっていたり角度がある眉、短い眉は元気なイメージを与えて、葬儀でのメイクには不向きとなりますので注意しましょう。 落ち着いた色味のリップ・口紅を 口紅も塗っても良いですし、特に塗らなくてもかまいません。唇の色味が薄い人の場合は顔色が悪く見えてしまうため、ベージュやピンクベージュなど落ち着いた色味を。 口紅を付けるなら、あまり発色が強くないものを選びます。派手なメイクに見えてしまうのでグロスも控えましょう。 葬儀に参列する前にメイクチェックポイントを確認 葬儀にふさわしいメイクを意識していても、慣れないメイクは難しいものです。参列する前にもう一度チェックしてみるとよいでしょう。 ツヤが出すぎていないか? 塗りムラは大丈夫? 色味は抑えられてる? ナチュラルに仕上がってるか? 葬儀ではナチュラルで清楚なメイクを心がけて 葬儀では、色味を抑えたメイクをすることが大切です。ナチュラルで清楚に仕上がるよう意識して、丁寧なお化粧を心がけて下さい。特に喪主・遺族は参列者から見られる立場となりますので、マナーはしっかり身に付けておきましょう。 葬儀に参列する際は、メイクのほかにもブラックフォーマルが必要不可欠。上質なブラックフォーマルが揃うモノワールでぜひお探しください!

知っておきたい葬儀の香典お返し時期やマナー

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知っておきたい葬儀の香典お返し時期やマナー

香典をいただいた方へのお返しは、葬儀の当日に返す「即日返し」と、四十九日後に返す「後日返し」の2種類。今回は、葬儀でいただく香典のお返しにまつわる疑問やマナーをまとめました。 香典返しの時期「即日返し(即返し)」 即日返しとは、葬儀の当日にいただいた香典の金額に関係なく、同じ品物をお返しする香典返しのこと。 最近は後日お返しを送るのではなく、通夜・葬儀当日に会葬御礼品と一緒に香典返しの品物を渡す即日返しが主流になっているようです。ただし、こうした風習は地域によっても違いがあります。 品物はあらかじめ準備が必要 香典をいただいた当日に渡すお返しなので、参列者の数を予想して準備が必要。金額も2千円~3千円の品物がよく選ばれています。 高額の香典を包んでいただいた方には 香典をいただいた方には、会葬御礼品とともに品物を渡して香典返しとします。高額の香典を包んでいただいた方でも、同じ品物でよいのか?というとそうではありません。 1万円以上の香典をいただいた方には、四十九日法要のあと改めて挨拶状を添えてお返しをおくります。 香典返しの時期「後日返し(後返し)」 香典返しは本来、故人が亡くなってから四十九日後の忌が明けてからおくるものでした。四十九日後に送ることから忌明け返し、とも呼ばれています。即日返しと違い、いただいた香典の金額に応じた商品の選択が可能です。 無事忌明けを迎えたお礼として 四十九日法要をもって忌明けとし、2週間以内くらいに届くように香典返しを準備するのが一般的。葬儀で香典をいただいた方に「いただいたお香典により、無事忌明けを迎えることができました」とお礼を込めてお返しをおくります。 お返しの金額・費用 いただいた香典の3分の1~半分くらい(半返し)の予算が相場になっていますが、半返しが一般的。半額程度の品物を目安にお返しをする方が多いことから、半返しといわれています。 即日返しとの兼ね合い 1万円以上の香典をいただいた方に後日お返しする場合は、当日渡した「即日返し」分を差し引いて予算立てすると良いでしょう。 葬儀後のお返しによく選ばれている品物とは? 香典返しは不祝儀のお返しなので「残さない方がよい」という考えから、「すぐ使ってなくなるもの」が好まれます。 好き嫌いの少ないお茶がよく使われ海苔や干し椎茸、お菓子など食べてなくなる食品が定番といえるでしょう。 他にも石鹸や洗剤、タオルなどの日用品や寝具類などもよく選ばれています。最近では、品物の選択肢が広がるカタログギフトなども注目されています。 香典返しに向かない品物 同じ食品でも、肉・魚は宗教的な考えから、避けられることが多かったようです。お酒はお祝いによく用いられることから、お返しとしては不向きとされ、金額が分かってしまう金券類や商品券などもあまりおすすめできません。 感謝の気持ちを伝えるお返し選びは心を込めて 香典返しはただ品物をおくるだけではなく、きちんと感謝の気持ちを込めなければいけません。お悔やみいただいた方々へ感謝の気持ちを伝えるためにも、お返しは心を込めて選びましょう。 気持ちが伝わる装いも大切です。お買い求めやすいリーズナブルな価格でありながら、上質なブラックフォーマルが揃うモノワール。葬儀・法要にふさわしい装いをぜひ一度ご覧ください。

葬儀に弔電を送る方法と注意点

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葬儀に弔電を送る方法と注意点

突然の訃報に際し、葬儀にどうしてもかけつけることができない場合、弔電を送るという方法があります。いざというときに慌てなくて済むよう、弔電の送り方を知っておくと安心です。 ご存知ですか?弔電の送り方 弔電は、電報サービスを行っている会社を通して送ります。現在は、NTTの電報以外にも、電報サービスを行う会社がいろいろとありますので、用途やサービス内容に応じて選ぶとよいでしょう。 ここでは、広く知られている、NTTの電報サービスを例にご紹介いたします。 NTTの電報サービス NTTでは「D-MAIL」という、インターネットでの電報受付サービスを行っています。24時間対応が可能なことに加え、台紙サンプル、宛先や宛名、送る文などを目でみて確認できるので、とても便利です。 インターネット環境にない場合は、従来どおり、局番なしの「115」をダイヤルして、電話での受付も可能。その際は、オペレーターの指示に従い、必要事項を口頭で伝えていきます。事前に下記の情報を準備しておきましょう。 葬儀場:葬儀の行われる斎場の名前と住所。 宛名:喪主が一般的です。 台紙と送るメッセージ:主な台紙と文例集はハローページに掲載されています。 差出人名:本人である場合は心配ありませんが、連名や会社名などの際は書き出しておいた方が、間違いがなく安心です。 葬儀に弔電を送る際の注意点 葬儀に弔電を送る際には、いろいろと気を配らねばならない注意点があります。どんなことに注意をすればよいのでしょうか? 弔電を送るタイミング 弔電は、通夜と告別式どちらに送っても構いませんが、遅くとも告別式が始まる前までに到着しておかねばなりません。 通夜と告別式の日時をしっかりと確認し、弔電を手配する際には、日時指定をしっかりとしておくことが大切です。 弔電の宛名は喪主が一般的 弔電の宛名は、喪主が一般的です。もし喪主が分からなかった場合は「○○様(故人名)ご遺族様」となります。 また、喪主の奥様やご家族など、喪主以外の方に送る場合は「○○様方(喪主)△△様(送る相手)」と明記しましょう。 送り主が連名の際にはちょっとした心配りが必要 連名で送る場合は、名前だけが記されていると、故人との関係性が分かりづらい場合があります。 例えば「○○会社同期一同」や「○○中学校学友一同」など、故人との関係性が分かりやすいよう、名前と一緒に添えておくようにしましょう。 弔電の本文は「忌み言葉」に気をつけましょう 葬儀に送る弔電に添えるメッセージには、タブーとされる「忌み言葉」があります。例えば「重ねがさね」「たびたび」など、不幸が重なることを連想させる言葉。 他にも「とんだこと」などの悪いことを連想させるような言葉、「九」「四」などの不吉な音の言葉など、いろいろあります。それら全部を把握したうえで、文を考えるのはちょっと大変かもしれません。 大切なシーンでのメッセージですので、各電報サービス会社が準備している例文集を参考にすると、失敗がなく安心です。例文集を参考に、自分の気持ちを添えてアレンジするのもよいでしょう。 また、送る相手の宗教によってふさわしくない言葉もありますので、可能な限り相手の宗教も知っておく必要があります。 葬儀に出席できないときは弔電で心からのお悔やみを 突然の訃報で、どうしても葬儀にかけつけることができないときは、弔電で心からのお悔やみをお伝え下さい。いざというときのために、弔電を送る方法を知っておくと安心です。もちろん葬儀に参列するときの準備も大切です。 モノワールでは、葬儀にぴったりなブラックフォーマルが、デザイン豊富にそろっています。”準備しておくと安心”自分らしいデザインのブラックフォーマルは、ぜひモノワールで。

葬儀のお焼香について覚えておきたい豆知識

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葬儀のお焼香について覚えておきたい豆知識

葬儀参列時のお焼香の作法、うろ覚えではありませんか?覚えておけば良かったと思いつつ、ついつい前にならえで済ませてしまいます。今回は、覚えておきたいお焼香の豆知識についてまとめました。 お焼香にはどんな意味があるのでしょうか? お焼香とは、葬儀の際に、故人に向けてお香を焚いて冥福をお祈りすることを言います。使用するお香は、香木を細かく砕いた抹香を用いるのが一般的。 香りで身を清め、ご仏前に香りを添えて、ご冥福の祈りをささげるという意味があります。意味を理解しておくと、実際にお焼香をする際の気持ちや行動も違ってくるかもしれません。 これさえ覚えておくと安心!お焼香3つのスタイル お焼香には、3つのスタイルがあります。それぞれ少しずつ形式が違いますが、この3つを覚えておけば葬儀の際に安心です。 広く用いられる「立礼焼香」 葬儀で一番一般的なお焼香のスタイルで、下記の手順となります。 祭壇へ進み、ご遺族とご遺影に一礼をしたあと合掌。 お焼香をします。親指と人差し指、中指で抹香をつまみ、額の高さまで掲げる。これを「押しいただく」と言い、押しいただいたあとに香炉へ静かに落とし、再び合掌。 ご遺影とご遺族に一礼をして、席に戻ります。 畳敷きの式場で用いられる「座礼焼香」 座礼焼香の場合も、立礼焼香と同じ流れです。ただし移動の際は、立ち上がらずに常に腰を落とした状態で移動します。 祭壇へ進み、座布団の手前でご遺族に一礼をしたあと、座布団に座り、ご遺影に一礼をして合掌。 立礼焼香と同じ要領でお焼香をし、再び合掌をしたあと、ご遺影に一礼をします。 座布団から後ろに下がり、最後にご遺族に一礼をして、席に戻ります。 狭い式場で用いられる「回し焼香」 回し焼香は、席を立たずに、座ったままで香炉が順番に回ってくるスタイル。狭い式場などで用いられる方法です。香炉が回ってきたら、会釈をして受け取り、お焼香をしたあとご遺影に向かって合掌をします。 お焼香は、香炉を自分の前に置いて行い、お焼香が終わったら、香炉をお隣の方へ。回し焼香はこのような手順です。 気になるお焼香の回数は宗派で決まる お焼香の際にもう一つ気になるのは、お焼香の回数。1回もしくは3回押しいただく場合があり、違いは宗派で決まっています。主な宗派のお焼香の回数をご紹介いたします。 【真言宗】 押しいただき3回。 【日蓮宗】 押しいただき1回または3回。 【日蓮正宗】押しいただき3回または1回。 【臨済宗】 押しいただき1回※押しいただかなくてもいい。 【浄土真宗】押しいただかず1回。 【曹洞宗】 2回おこなうが、1回目は押しいただき、2回目は押しいただかない。 【浄土宗】 回数の定めは特になし※押しいただいて行う。 【天台宗】 回数の定めは特になし※押しいただくかどうかも自由。 >参照元はこちら お焼香の回数については神経質にならなくても大丈夫 お焼香は、宗派によって回数が決められていますが、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。基本は相手の宗派に沿って行いますが、自分の宗派で行っても問題はありません。 宗派が分からない場合は1回でもよいですし、式場のスタッフから回数を指定された場合は、指示に従って行います。大切なのは”心を込めて”お焼香をすることです。 葬儀のマナーは大人のたしなみ 葬儀の際にお焼香の作法を知っておくと、ソワソワと人の所作を気にすることなく、心を込めて大切な方のお見送りができます。 葬儀のマナーは大人のたしなみ。モノワールでは、葬儀の服装マナーを守りつつも、デザイン性の高いブラックフォーマルを豊富に取りそろえております。スマートな葬儀作法と、自分らしいブラックフォーマルで、お別れの大切なひとときをお過ごしください。

葬儀のご案内で押さえておきたいポイントは?

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葬儀のご案内で押さえておきたいポイントは?

葬儀の日時が決まったら、まずは葬儀の案内を出さねばなりません。突然訪れる悲しみのなか準備を進めていかねばなりません。案内を出す手順や、誰に連絡するのかをあらかじめ知っておくと安心です。 葬儀の案内連絡先リストは生前に作っておくと安心 案内をだす範囲については、故人の家族構成や交友関係によってさまざまです。ご家族の判断で、決めても差し支えありません。 自分がもしものときの連絡先リストを、生前に作っておくとご遺族の負担が減り、ご自身の意思も尊重されて理想的です。 【案内をだす範囲の一例をご紹介します。】 家族・親族。 友人・知人。 仕事関係。 自治会などの地域関係。 葬儀の案内をだす手段は臨機応変に 葬儀の案内は、従来は電話で行われることがほとんどでした。現在は電話にくわえ、FAXやメールなど選択肢が増えています。 電話でお伝えするのが正式ではありますが、メールやFAXの場合は、文字で伝えることにより、間違いが少ないというメリットもあります。 大切なのは、正確に伝えることですので、連絡先によって臨機応変に使い分けるとよいでしょう。 まずは手短に一報いれておくとスムーズです 葬儀の案内を出す運びとなる前に、家族や親族、取り急ぎ連絡が必要な間柄の方には、早めに電話で一報をいれておくとスムーズです。 その際の連絡は、簡潔に亡くなったことを伝えるだけで十分。詳細はあらためて連絡する旨を伝えます。 また、大変なときですので、何もかも一人で抱え込まなくて大丈夫です。連絡を手伝ってくれるという申し出があれば、遠慮なくお願いしましょう。 葬儀案内で伝える内容押さえておきたい5つの項目 葬儀の案内をだすときに押さえておきたい項目は5つ。電話でお知らせする際も紙に書き出しておくと、間違いがなく安心です。 故人の氏名。 喪主の氏名(故人との続柄)。 死亡日時。 通夜、葬儀の日時と場所。 連絡先。 葬儀案内をだすときの案内文の一例 父 〇〇儀 病気療養中でございましたが 去る〇月〇日に永眠いたしました。 ここに生前のご厚誼を感謝し謹んでご通知申し上げます。 なお 葬儀告別式は左記の通り執り行います。 一、日時 通夜式   〇月〇日 午後〇時から 葬儀告別式 〇月〇日 午前〇時から 一、式場 葬祭場名 住所 電話 平成〇年〇月〇日 〒郵便番号 住所 喪主名(故人との続柄) 家族葬を希望する場合も案内は必要です 訃報は、葬儀の日時を知らせるだけでなく、家族葬で行う場合や御香典を辞退する場合など、ご遺族や故人の意思をお伝えするためのものでもあります。 葬儀の参列をご辞退いただく場合も、その旨を記載して葬儀の案内をだすのが一般的なマナーです。事情により案内が出せなかった場合は、葬儀が終わったあとにはがきでお知らせをすることもあります。 しかし、少なくともご親族には疎遠になっている方も含め、できるだけ迅速に訃報をお知らせする方がよいでしょう。 万が一に備え案内をだす手順を覚えておきましょう 葬儀の際は、悲しみのなか、多くのこまごまとしたことをこなさねばなりません。万が一に備え、葬儀の案内をだす手順や連絡先リストを把握しておくと安心です。 ブラックフォーマルの準備はお済みでしょうか?モノワールでは「大切な方を、自分らしくお見送りしたい」そんな気持ちをかなえます。洗練されたデザインのブラックフォーマルが、豊富にそろっています。ぜひ一度ご覧くださいませ。