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知っておきたい基礎知識“ブラックフォーマルとは”

ブラックフォーマルについて

知っておきたい基礎知識“ブラックフォーマルとは”

ブラックフォーマルとは、冠婚葬祭の席にふさわしい改まった装いのこと。ここでは、ブラックフォーマルの特徴や種類など購入するときに知っておくと役立つ基礎知識についてまとめました。 ブラックフォーマルとは ブラックフォーマルとは、日常着とは違う改まった装いの礼服を意味しています。冠婚葬祭の時にふさわしい衣服とされ特に黒のものを指して「ブラックフォーマル」と呼ばれています。 男性用と女性用のブラックフォーマルの特徴については、次のようなものがあります。 女性用のブラックフォーマルとは 女性用のブラックフォーマルには、慶事用や弔事用で分かれているタイプと慶弔で着回しできるタイプがあり、それぞれ色やデザインや織りも光沢も違います。 しかし女性の場合ブラックフォーマルとは、葬儀や通夜、法事などの弔事で着る喪服と考えられているほうが多いようです。 喪服としてのブラックフォーマルのコーディネイトは、光るものを避け華美にならないようオーソドックスな装いが基本。 着回しできるタイプなら、たとえば色違いのジャケット2着とワンピースがセットになっているものがあります。組合せによって結婚式や学校行事からさまざまなセレモニーまで幅広いシーンに対応できるようになっているのが特徴です。 男性用のブラックフォーマルとは 男性用のブラックフォーマルには、特に慶弔用というものはありません。主に礼服と考えて、ネクタイを白や黒に変えることで冠婚葬祭でもオールマイティに着ることができます。 男性の場合、一般的にブラックフォーマルとは、ブラックスーツを指すことが多く準礼装にあたります。日本人の成人男性にとっては一番スタンダードな礼服と言えるでしょう。 普段着とは違う上質な素材感と黒色 ブラックフォーマルとは、上質な素材が使われており黒色にしても日常着との差は歴然です。ですから、同じ黒色だからとスーツなど、普段着で代用することはできません。 急な訃報が届いた時などでもきちんとした装いで出席できるようブラックフォーマルは、日頃から準備するべき大切なアイテム。 結婚式・入学式・お葬式など、人生の節目で必要となるセレモニースーツとして格式あるブラックフォーマルを1着は用意しておくと安心ですよ。 ブラックフォーマルの種類 喪服となるブラックフォーマルには、3つの格式があります。 正喪服 最も格式高い装い。喪主・遺族など、主催者側の立場にある人や故人と縁が深い人が着用します。 準喪服 一般的な葬儀・通夜・一周忌までの法事など多くの場合で着用でき、幅広いシーンで使える装いです。 略喪服 急な弔問・通夜・三回忌以降の法事で着用できる喪服。最近多くなっている「お別れ会」などの席にも向いてる装いです。 立場によって格式あるブラックフォーマルを ブラックフォーマルを着る席であれば、普段以上にマナーが要求されるものです。そのためにも、マナーやルールを予備知識として普段から心得てふさわしい服装で臨むべきでしょう。 上質なブラックフォーマルは、色・仕立ても美しく黒さが際立つ漆黒です。品のあるブラックフォーマルを着用することも常識ある大人として大切なマナーのひとつ。 モノワールでは、どこに着て行っても見劣りすることのない、上質なブラックフォーマルをリーズナブルな価格で販売しています。豊富なラインナップの中から自分らしい1着を見つけてください。

レディースのブラックフォーマル選びに役立つポイントとは

ブラックフォーマルについて

レディースのブラックフォーマル選びに役立つポイントとは

レディースのブラックフォーマルの種類や格式など特徴についてまとめました。これから購入を考えている方は、今回ご紹介するポイントをおさえてレディースのブラックフォーマル選びの参考にしてください。 礼服の中でも黒いものが「ブラックフォーマル」 冠婚葬祭の席で着用する改まった装いが礼服です。レディース用の礼服は、昼と夜で格式別に分類されていてカラーフォーマルウェアとブラックフォーマルウェアがあります。 そのうち、特に黒を指して「ブラックフォーマル」と呼んでいます。 地域や習慣などによって違いはあるかもしれません。しかし、女性の場合であればブラックフォーマルとは葬儀・通夜・法事などの弔事の席で着用する服装と考える方が多いようです。 一般的に、「レディースのブラックフォーマル=喪服」と覚えておくとよいでしょう。 レディースのブラックフォーマルの種類 礼装における格式が第一礼装、準礼装、略礼装とあるように、喪服としてのブラックフォーマルにおいても正喪服・準喪服・略喪服に分けることが多いです。 レディースのブラックフォーマルには、いくつか種類があり故人との関係や参列する立場によってふさわしい装いをしなければなりません。 注意するポイントを知っていれば、マナー違反も避けられます。 最も格式ある装い「正喪服」 スタイル…和服、ワンピース、アンサンブル 素材…光沢のある生地や、透ける素材は避けて黒無地 デザイン…襟元が詰まったもの、長袖でスカート丈は長い方が好ましく、肌の露出を控えるのがマナー 葬儀・通夜・告別式から一周忌までの法要などで着用します。喪主・遺族・近親者など、個人と縁が深く、葬儀を主催する側の立場の女性が着る、最も格式ある装いです。 幅広いシーンで着られる「準喪服」 スタイル…ワンピース、アンサンブル、スーツ 素材…部分使いであれば、サテンやベロア、レースなども可能。共布のフリルなど華美にならない装飾もOK デザイン…ひじが隠れる袖丈で、スカート丈は、ひざ~ふくらはぎまでぐらいが良いとされています 葬儀・通夜・告別式から三回忌までの法要などで着用します。喪主・遺族・近親者や一般の参列者の立場など幅広いシーンで使えるレディースのブラックフォーマルです。 急な弔問・三回忌以降の法事で着られる「略喪服」 スタイル…黒以外にもグレー、濃紺などのダークカラーで、地味目なワンピース、アンサンブル、スーツ 素材…カジュアルになり過ぎない程度の素材は可能 デザイン…チェック・ストライプといった柄物も、控え目であればOKです 取り急ぎ駆けつける、急な弔問や、三回忌以降の法要などで着用できます。最近では、葬儀以外にも「お別れ会」や「故人を偲ぶ会」といったものがありこれらの式で着用するのにも向いています。 大人の女性として立場に応じたブラックフォーマルを レディースのブラックフォーマルを購入する際は、流行に左右されないデザインかどうかやスカート丈にも注意して選びましょう。 長く着られるもの、そして自身が恥をかかないためにも大人の女性として立場に応じたブラックフォーマルを見つけてください。 モノワールが販売しているレディースのブラックフォーマルには、レースなど、さりげないオシャレなデザインを取り入れています。長く愛用しやすいオーソドックスな装いでありながら上品で女性らしいコーディネートが可能です。

50代女性の喪服選びのポイントとおすすめの喪服ご紹介

喪服について

50代女性の喪服選びのポイントとおすすめの喪服ご紹介

50代ともなると、葬儀に参列する回数も多くなり喪服の出番も増えてきます。女性のフォーマルマナーやしきたりというのはとくに厳しく周囲の視線も気になるところ。常識ある女性が着る喪服選びには、どんなことに気をつけるとよいのでしょう。 フォーマルマナーを教える立場となる50代 今までは、弔事の席でのマナーやしきたりを教えてもらう立場であったかもしれません。しかし、50代ともなると今度は教える立場へと変わっていきます。 また、50代の女性なら喪主・喪主の妻・遺族となる可能性も高くりますので、正喪服が必要になる機会も増えるでしょう。 主催者側の立場である遺族は、弔問客に対して失礼にならないよう正喪服の着用が望ましいとされています。準喪服にあたる喪服しかもっていないという女性は、正喪服を1着用意しておくと安心ですね。 正喪服とは 正喪服には、おもに和装・洋装があります。喪主とその配偶者・遺族など主催する側の立場や、亡くなった方に近い親族の方が葬儀や通夜などに参列するときに着用するもっとも格式ある装いが正喪服です。 和装の「正喪服」 喪主・喪主の妻の場合は、正式な和装喪服が必要になってきます。黒無地染め抜きの五つ紋の入った着物と黒無地丸帯、黒草履に白衿の長襦袢、白足袋が一般的です。 和装喪服は、地域によるしきたりやマナーなど、文化の違いが出やすい服装です。実際のところは、家族や親戚の年配の方に確認してみるとよいでしょう。 洋装の「正喪服」 黒無地のワンピーススーツ、アンサンブルで、光沢があるものや透ける素材は避けましょう。夏でも長袖で、首元が詰まったデザイン、スカート丈はひざ下からくるぶしまでと肌の露出を控えます。 50代女性の喪服は品格のあるものを選ぶ 50代になった大人の女性なら、安っぽさ感じさせる喪服は、もっとも避けるべきでしょう。しかし、高価な喪服が必ずしも厳粛な場にふさわしい装いとは限りません。 格が高い喪服というのは、無地で深く濃い黒色。遺族側でも着られる喪服を選ぶ際は生地の素材や織り、色・デザインにもこだわって選ぶことも大切です。 女性らしい品格の決め手は「黒」 上質な喪服は、黒の色合いが濃いほど品格があがります。そのため、黒色の濃さはとても重要で、濃染加工の技術はブラックフォーマルには欠かせないものとなってきました。 濃染加工とは、染め上がった生地に低屈折率の樹脂被膜を形成させて光の透過率を上げるもの。そのため濃染加工された喪服は光の反射が抑えられ濃い黒色に見えます。品格ある「黒」は大人の女性らしさと、落ち着いた印象を与える漆黒の喪服を選びましょう。 ロング丈のスカート・ジャケット スカートやジャケットの丈が短いと、若すぎる印象を与え浮いてしまうことも。落ち着いた雰囲気が出せるロングスカートやロング丈のジャケットがおすすめです。 年齢が現れやすい部分をカバーする喪服を選ぶ 50代の女性ですと、年齢が出やすい部分が気になりはじめるころです。気になる女性は、年齢が現れやすい部分をカバーしてくれる喪服を選ぶとよいでしょう。 また、長く着ることを考えて、ジャストサイズよりもゆとりを持たせたサイズやゆったりしたデザインのものを選びましょう。 機能性・着心地も大切 窮屈なものや、動きづらく着心地が悪いと感じる喪服は避けましょう。着脱のしやすさも重要です。 ワンピースの場合、後ろファスナーだと一人で着替えるのは大変です。前開きファスナーなど、脱いだり着たりしやすいタイプを選ぶと便利です。 フリルで気になる首元をカバー 年齢が現れやすいのが首元。気になる女性は、首元にフリルなどがあるデザインを選ぶとカバーできます。また、襟元から下へ流れるような切り替えのあるデザインは、気になる首元から視線を外してくれるメリットも。 品格ある喪服はモノワールでみつけましょう! 50代は、まだまだ若い女性も多い年代です。しかし、それなりにお付き合いも増え、喪服を着る機会もだんだん増えてくるころ。そんな50代女性の喪服選びは、着やすくて品格のある喪服を選ぶのがポイントです。 リーズナブルな価格でありながら、エレガントで上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルが手に入るモノワールで、50代の女性におすすめの喪服をたくさん取り揃えております。喪服以外にもいろんなシーンで着用できる喪服がいっぱい。モノワールでお気に入りの一着を見つけましょう!

忌中(きちゅう)と忌明け(きあけ)について

お葬式のあとにすること

忌中(きちゅう)と忌明け(きあけ)について

四十九日の法要までを忌中(きちゅう)といい、四十九日の法要をもって忌明け(きあけ)とします。 四十九日の法要までが「忌中」 仏教では、人が亡くなった日から四十九日の法要までを「中陰(ちゅういん)」とし、その間七日ごとに法要を行います。これを「中陰の七仏事」といい、死者を供養し幸せな転生を願うために行うという説や、生前の所業について七日ごとに受ける裁きでその罪を少しでも軽くするするために行うという説などがあります。 なお、仏式では四十九日目の法要をもって「忌明け(きあけ)」とし、それまでを「忌中(きちゅう)」といいます。そのあとを「服」と呼び、この忌と服を合わせた期間を「喪中(もちゅう)」といいます。喪中の期間は一周忌までの一年間です。 中陰の七仏事 – 亡くなった日を含めて49日目まで 初七日(しょなのか) – 亡くなった日を含めて7日目 二七日(ふたのか) – 亡くなった日を含めて14日目 三七日(みなのか) – 亡くなった日を含めて21日目 四七日(よなのか) – 亡くなった日を含めて28日目 五七日(ごなのか) – 亡くなった日を含めて35日目 六七日(むなのか) – 亡くなった日を含めて42日目 七七日(なななのか) – 亡くなった日を含めて49日目 霊が家から離れるという区切りの日。この日をもって忌明けとします。 一周忌 – 亡くなった日のちょうど一年目の同月同日 亡くなってからちょうど一年目の同月同日「祥月命日(しょうつきめいにち)」を一周忌と呼びます。一周忌には、親族以外にも、知人・友人などを招いて行なわれます。

四十九日の法要(しじゅうくにちのほうよう)について

お葬式のあとにすること

四十九日の法要(しじゅうくにちのほうよう)について

四十九日の法要は、忌明け(きあけ)となる、特に重要な法要です。 「忌」が明ける重要な日 仏教が生まれた古代インドでは「輪廻転生(りんねてんしょう)」の思想があり、死者は死後四十九日目に、六道(ろくどう)のうち、どの世界に生まれ変わるかが決まると考えられていました。日本では、真宗以外の宗派では基本的に、死後仏になるためにあの世を目指す道中には審判を受ける場所があり、そこで生前の罪が裁かれると考えられています。罪が重いと地獄に落とされるので、それを救うために遺族が法要を行い、罪を赦してもらうというのです。四十九日目は最後の審判の日にあたるので、四十九日の法要は特に重要と考えられています。 六道(生まれ変わる六つの世界) 三善道(三善趣) 天童(てんどう) – 人間より優れた天人が住み、人間の世界より苦しみが少なく、楽の多い世界。 人間童(にんげんどう) – 人間が住み、生病老死の四苦八苦があり苦しみが多いが楽もある世界。 修羅道(しゅらどう) – 阿修羅が住み、戦いを繰り返す、欲望のうずまく世界。 三悪道(三悪趣) 畜生道(ちくしょうどう) – 馬や牛などの畜生が住み、弱肉強食の互いに殺傷しあう世界。 餓鬼童(がきどう) – 餓鬼が住み、飢餓に悩まされる世界。 地獄道(じごくどう) – 前世の罪を償うための、さまざまな苦しみを受ける世界。 法要の準備 日取りを決める まず、法要の日取りを決めます。本来は四十九日当日にしますが、実際には、出席者の事情を考慮して日曜日などの休日に行うのが一般的です。その際は、忌日より必ず前へずらした日にちを選ぶのが習わしです。日取りは、寺院や僧侶の都合、会食の会場なども併せて考えます。地方によっては、遺骨迎えのときに四十九日の法要もかねて行ったり、逮夜(たいや – 忌日の前夜)に法要を営んだりすることがあります。 日取りを決める 日時が決まったら、次は参列者へ連絡をします。連絡する範囲は、一周忌や三回忌ほど多くなくても構いません。近親者は電話で連絡してもよいのですが、通常は、封書に案内状(寺院などの案内図)と出欠の返信用はがきを同封します。参列の服装は喪服が基本です。(三回忌以降は準喪服でも構いません。) 卒塔婆(そとば)を決める 寺院で卒塔婆(そとば)供養の申し込みをします。卒塔婆とは、故人の供養のために墓を立てる細長い木の塔のことで、費用は一本3,000-5,000円ほどです。施主や遺族以外からも卒塔婆の申し込みがあるかもしれませんので、案内状の返信はがきに卒塔婆起塔の申し込み欄も設けておくとよいでしょう。※浄土真宗には卒塔婆供養はありません。 供物やお花、引き物(手土産)などの準備 供物やお花などは、依頼すれば寺院で用意してくれることもあります。最近は、引き物として、もらった先方が好きなものを選べるカタログギフトなども増えています。 会食の予約 法要後に行う、僧侶や参列者をもてなす会食の席を「お斎(とき)」といいます。寺院に併設された施設や料亭などで行います。施主のあいさつから始まり、二時間程度でお開きにします。 僧侶へのお礼(お布施) お布施の額は、寺院や法要の規模によって違いますので、まずは寺院に確認しましょう。お布施は、法要の前に手渡します。僧侶が会食に参加しない場合は、別に「御膳料(おぜんりょう)」を渡します。寺院以外の場所で行う場合は、「御車料(おくるまりょう)」を渡します。 法要の進め方 四十九日の法要において、行わなければならない内容は法要の進め方は特に決められていません。僧侶の読経(どきょう)や入魂供養(にゅうこんくよう)、遺族・参列者の焼香、僧侶の法話をした後に、墓参りをして、参列者で会食(お斎)を行うのは一般的です。にゅうこんくようとは、葬儀に用いた白木の位牌を本位牌(塗りの位牌)に代える儀式です。儀式には位牌が必要なので、家を出る際には必ず位牌を持って出るようにします。浄土真宗では位牌は必要ないとされ、代わりに法名軸や過去帳があります。法要後に墓に赴いたら、供物や線香を供え、卒塔婆を立てて供養をします。納骨式もこの日に行う場合は、この供養の後に引き続いて納骨式を行います。最後に会食を行う席で、施主から参列者へあいさつをします。 法要でのあいさつ 法要でのあいさつは、会食の前に施主自らが行います。あいさつには、「法要に参列していただいたお礼」「葬儀を含めてお世話になったお礼」「葬儀を含めてお世話になったお礼」「遺族のその後の状況報告」「会食でもてなしたいこと」などを織り交ぜてあいさつをするとよいでしょう。

香典返し(こうでんがえし)について

お葬式のあとにすること

香典返し(こうでんがえし)について

通夜や葬儀において、故人にお供えいただいた香典へのお返しをすることを香典返しと言います。 ざっくり説明すると 通夜や葬儀において、故人にお供えいただいた香典へのお返しをします。 香典返しは香典をいただいた方に、香典の半額程度の後に残らない品を贈るのが一般的です。 品物は、水引のついた掛け紙でくるみます。仏式は黒白かグレーの水引、神式は銀一色の水引。 香典返しの方法 仏式の場合 香典返しは、本来、四十九日を過ぎた後、つまり忌明け後に贈ります。以前は喪主が品物を持参して、直接先方の自宅などにあいさつをするものでしたが、現在はあいさつ状を添えてデパートや専門業者から相手の自宅へ配送することが多くなっています。いただいた供花(きょうか)や供物(くもつ)についても香典に相当するものとして、香典返しを贈ります。なお、弔電(ちょうでん)については、香典返しの品は不要です。 香典返しは俗に「半返し」といわれ、いただいた香典の半額程度の品を贈るのが一般的です。いただいたお香典金額の半額相当の品物を目安としてお返しをされる方が多いためそのように言われます。最近では、葬儀当日に会葬御礼の品とともに香典返しの品も渡して、持ち帰ってもらうことも増えています。これを「即日返し」といい、香典をいただいた方に一律2,000円-3,000円程度の品を渡します。あとで贈る手間が省けて楽だと考えられがちですが、いただいた香典の金額が大きかった方には、忌明け後にあらためて品を贈ることも考えなければなりません。事前に用意していた香典返しの品が2,500円のもので、いただいた香典が10,000円であれば、半返しが5,000円-2,500円=2,500円となり、2,500円相当の品物を忌明け等の日時に合わせてお返しされるとよいです。 贈る品物は、後に残らないものがよいとされ、タオルやシーツ、お茶や海苔、靴下など、いただいた香典の金額に合わせて選びましょう。また、香典返しの品物は黒白かグレーの水引のついた掛け紙でくるみます。そして上の段には「志」あるいは「忌明」と書き、下の段に喪主の名前を書きます。 神式の場合 三十日祭か、五十日祭の後に贈ることが多いようです。品物は銀一色の水引のついた掛け紙でくるみ、表書きは「志」とします。 キリスト教式の場合 香典返しは日本独特のしきたりで、キリスト教式には香典返しにあたるしきたりはありませんが、死後1カ月目の命日に贈り物をすることもあります。表書きは「記念品」とします。宗派によってはもちろん、地域によっても、いつ、どのような形で香典返しを行うのか、また掛け紙や表書きなどにも違いがあります。香典返しを受けた側は、それに対する礼状は出さないしきたりになっています。 香典返しをしない場合 いただいた香典の中包みに「香典返し不要」と書き添えられていた場合、香典返しを贈らなくても構いません。香典返しは、必ずしなければならないものではありません。香典には、本来、葬儀に多額の費用がかかるため、それをみんなで補い合うという相互扶助の意味合いがあるからです。特に故人が一家の家計を支えていた場合や、会社や団体からいただいた場合も、香典返しをしなくてもかまいません。また、故人の遺志で福祉団体などに香典を寄付した場合、香典をいただいた方にはその旨と寄付先を明記した礼状を送ります。

四十九日の法要(しじゅうくにちのほうよう)後のいろいろな法要について

お葬式のあとにすること

四十九日の法要(しじゅうくにちのほうよう)後のいろいろな法要について

忌明け後のいろいろな法要について知っておきましょう。 ざっくり説明すると 四十九日の法要の後、次に行うのが百か日の法要です。 百か日の法要は、親族や知人を招き、僧侶に読経してもらって供養のための会食をするものです。 月毎に行う法要が月忌法要(がっきほうよう)、数年・数十年毎に行う法要が年忌法要(ねんきほうよう)です 百か日の法要 四十九日の法要の後、次に行うのが百か日の法要です。遺族の悲しみをリセットするための法要になります。 故人の死後100日目は「卒哭忌(そっこくき)」ともいわれ、遺族が泣きやむ日を意味するといわれています。この法要は、四十九日目の審判で故人が万が一、三悪道に落ちた場合でも、100日目に再度審判があるので、そのために追善供養をするという考えから来ているという説もあります。また、故人を失った悲しみをぬぐい去り、悲しみに暮れた生活に一区切りをつける頃合いが100日目であるという考え方もあるようです。 百か日の法要も、正式には親族や知人を招き、僧侶に読経してもらって供養のための会食をするものですが、最近は遺族とごく限られた身内だけで行うことが一般的です。また、百か日の法要と合わせて餓鬼道に落ちた亡者を供養するための「施餓鬼会(せがきえ)」を行うこともあります。故人と同時に、他の霊の供養も一緒に営もうというものです。 月忌法要(がっきほうよう)と年忌法要(ねんきほうよう) 故人の亡くなった日を「命日(めいにち)」といい、毎月訪れる命日に供養することを月忌法要(がっきほうよう)といいます。月忌法要は、遺族だけで仏壇に花を飾ったり、お墓参りをしたりするなどして供養するものです。地方によりますが、月命日に僧侶にお経をあげて頂く「月参り」をお願いするところもあります。 また、年に一度、亡くなった日と同月同日に訪れる祥月命日(しょうつきめいにち)に催す供養を「年忌法要」といいます。中でも死亡翌年の祥月命日「一周忌」といわれる大事な節目の日で、必ず列席者を招いて、盛大に法要を行う大切な日となっています。 年忌法要には、一周忌の後、 三回忌 – (故人の没年の2年後の命日に行う法要) 七回忌 – (故人の没年の6年後の命日に行う法要) 十三回忌 – (故人の没年の12年後の命日に行う法要) 十七回忌 – (故人の没年の16年後の命日に行う法要) 二十三回忌 – (故人の没年の22年後の命日に行う法要) 二十七回忌 – (故人の没年の26年後の命日に行う法要) 三十三回忌 – (故人の没年の32年後の命日に行う法要) 三十七回忌 – (故人の没年の36年後の命日に行う法要) 五十回忌 – (故人の没年の49年後の命日に行う法要) 百回忌 – (故人の没年の99年後の命日に行う法要) と、続きます。 最近では、十三回忌までの法要は正式に行い、三十三回忌をもって「弔い上げ(とむらいあげ)」もしくは「問い切り(といきり)」として法要を終わらせるのが一般的になっています。この法要以降、故人はいわゆる御先祖様として祀られることとなります。

年忌法要(ねんきほうよう)の費用の目安について

お葬式のあとにすること

年忌法要(ねんきほうよう)の費用の目安について

法要のたびに必要になる費用の目安を知っておきましょう。 ざっくり説明すると 年忌法要にかかる費用は大きく3つ。「僧侶へのお布施」「会食代」「引き物代」 「お気持ちで」と言われたら、「みなさんおいくらくらい包んでいますか?」と聞いても大丈夫。 目安の費用を確認して、予算を立ててみましょう。 目安を基準に予算を立てます さまざまな年忌法要にかかる費用の主なものは、大きくは「僧侶へのお布施」、「会食代」、「引き物代」に分けられます。以下は、一般的な法要にかかる費用の目安です。これはあくまで目安であり、実際には法要の規模、僧侶の数、寺院の格などによって、大きく異なります。法要の列席者が持参する「御供物料(ごくもつりょう)」などは一万円程度が目安となるので、それも考慮して予算を立ててみましょう。 僧侶へのお布施 僧侶へ渡すお布施は、読経してもらったお礼などで30,000円-50,000円が相場です。金額について僧侶に尋ねたとき、「お気持ちで」といわれることが多いかもしれませんが、「みなさんおいくらくらい包んでいますか?」とはっきりと聞けば、その寺院の相場のようなものを教えてくれることもあります。それでもわからなければ、同じ檀家の人や地域の葬儀社などに相談してみましょう。お布施は法要の前に渡します。なお、寺院を使用するため、御布施とは別に「使用料」を支払う場合もあります。法要を自宅で営むことにすると、僧侶に着てもらうことになるので、その場合は「御車代」として5,000円-10,000円程度を包みます。 会食代 会食の料理の費用は、一般的には1人5,000円-10,000円前後で考えましょう。食事のみならず、飲み物代もあわせて考えます。法要の場合はあらかじめ列席の人数が分かるので、人数分を準備します。寺院に併設されている部屋を借りて会食を行う場合、料理はそこに出入りしている業者に依頼することが多いでしょう。コース料理や仕出し弁当など、ランクもさまざまです。会食には僧侶も招きますが、事前で列席できない場合は「御膳料」として、5,000円-10,000円程度を包みます。 引き物代 会食後に渡す引き物は、2,000円-5,000円程度とし、これを列席の人数分用意します。また、会食の席に僧侶を招く場合は、僧侶の分も忘れないように注意します。 その他 寺院に供物やお花の用意を依頼する場合は、その金額を寺院に渡します。どの程度の量が必要かは、法要の規模(種類や数)によって異なります。法要の打合せをするときに、依頼とともに金額も確認しておきましょう。また、法要を寺院とは別の式場などで行う場合は、会場費や係員への心付け、法要後の墓参りなどのために利用するタクシー代なども必要になります。

シングルとダブルがある男性の喪服はどちらがよいの?

喪服について

シングルとダブルがある男性の喪服はどちらがよいの?

男性の喪服には一般的にシングルとダブルがあります。シングルは若い世代の方やダブルは年配の男性が着用するイメージですが、実際はどちらがよいのでしょう。今回は、その疑問にお答えする形で紹介します。 男性の喪服は“シングル”と“ダブル”どちらがよいのか? 男性のスーツといえば「シングルスーツ」と「ダブルスーツ」の2つのタイプがあります。 喪服となる黒の礼服(フォーマルスーツ)にもシングルとダブルがあるので、購入する際はどちらがよいのか悩んでしまうという男性も多いはず。 しかし男性の場合、黒の礼服であればシングルでもダブルでもとくに問題はありません。「ダブルのほうが格が高い」というイメージをもたれている方が多いようですが、実際は同格でシングルとダブルの格差はないと考えてよいでしょう。 格差があると考えられている理由には、「ダブルを着たほうが貫録がある」「年配の人が着ているイメージ」からなのかもしれません。 シングルとダブルの違いについて 喪服でシングルとダブルのどちらを選ぶかはそれぞれ個人の好みや、自身が着てみて似合うかどうかで決めるのがよいでしょう。 とはいえ、違いを知っていなければ選べません。ここからはシングルとダブルの喪服の違いについてお話しします。 シングルはボタンが1列 シングルの喪服とは、前のボタンが縦1列に並んだデザインになっています。ボタンのタイプも1つボタン・2つボタン・3つボタンがあります。1つボタンは、礼装となるタキシードやモーニングコートなどに多いタイプ。 2つボタンは、ネクタイが見える「Vゾーン」が広くなり、シャープな印象を与えビジネスから冠婚葬祭まで着こなせる定番のタイプ。3つボタンは、「Vゾーン」が狭くなりクラシックな印象となります。 シングルスーツは礼服だけでなく、男性が着るビジネススーツの定番ともいえるでしょう。 ダブルはボタンが2列 ダブルの喪服は前にボタンが縦2列あり、上着の打合せ部を大きく重ね合わせるデザインになっています。ボタン数によって、ダブル4つボタン、ダブル6つボタンなどのタイプがあります。 シングルよりもフォーマルなイメージがあるのがダブルスーツ。体の身ごろが大きく見えるデザインと縦2列のボタンが施されているので、体を大きく見せることができ、気になるおなか周りをカバーしてくれる特徴もあります。 今と昔による違い 昔は「ダブルを着たほうが貫禄があっていい」などの風潮があり、ダブルを選ぶ男性が多かったといいます。 喪服は何度も買い替えたりはしないので、今でも着ているのがダブルだったり、年配の方はどちらかというとダブルのほうが好きで着ている、ということが多いようです。 しかし、今は昔と比べてダブルを選ぶ男性は減る傾向にあり、最近では若い方も年配の方もシングルタイプの喪服を選ぶケースが増えているのだとか。 そこで、今回は男性におすすめのシングル喪服を紹介していきましょう。 男性におすすめの喪服 シングル編 喪服というと堅くるしいイメージがありますね。そこで、男性の場合は結婚式などの慶事に着ていく礼服として考えてみましょう。最近では、若い人に人気のスタイリッシュなシングルの喪服も多く、お子さんの入園式や卒業式などにも幅広く着用されています。 スリムタイプ(ポリエステル/アジャスターあり)2453 即日発送 送料無料 返品・交換OK 若い人に人気のスリムタイプのシングルスーツです。生地はポリエステル素材の帝人フロンティア「イルミナ(c)」を使っているため、ソフトな手触りでしわになりにくくお手入れも簡単。独身の方にはおすすめの喪服です。 ジャケットは、スリム設計ですっきりとしたシルエット。アームホールのゆとりで脱ぎ着がとても楽です。ジャケットは2ボタンでセンターベントを採用。パンツはおしゃれなノータックで、ウエストは体型の変化にも対応できるアジャスターつきです。 シングルの喪服はダブルとは違って、軽快さが感じられるため若い人に幅広く着用されているようです。また、20代で初めて喪服を買うという人も多く、シングルの喪服は価格もリーズナブル。 >「メンズブラックスーツ シングル アジャスターあり 2453」の商品詳細はこちら シングル ブラックフォーマルスーツ 1907 即日発送 送料無料 返品・交換OK シングルスーツでは定番タイプの喪服。ウール100%にオフスケール濃染を施した深みのある黒が印象的で、昼夜兼用の略礼装として品格も十分です。 ジャケットの着丈はスリムタイプに比べちょっと長めで、落ち着いた雰囲気が。そのため、30代から40代後半までの男性に幅広く支持されている定番のデザインといえます。 パンツは膝位置を高くすることで美脚効果。また直線ラインは足長効果が期待できます。パンツは、長く着られるように安心のアジャスター付きです。 >「メンズブラックスーツ シングル ウール アジャスターあり 1907」の商品詳細はこちら 男性の喪服“シングル”でも“ダブル”でもお好みで 女性と違い男性の喪服は、お葬式のマナーなど地域ごとの差はほとんどありませんので、シングルでもダブルでも黒の礼服を着ていけば問題ありません。 ご自身の好みのタイプで選ぶことをおすすめします。実際に着てみて似合うかどうかで判断するのもよいですし、主流やイメージを参考にするのもよいでしょう。ご両親や親戚など身内の方から意見を聞いてみるのもよいかもしれませんね。 シングルもダブルも両方のタイプの喪服を取り揃えているモノワール。男性の喪服にふさわしいマナーある装いを提案いたします。

喪服に合わせたネックレスの選び方

喪服について

喪服に合わせたネックレスの選び方

喪服に定番のアクセサリーといえば“真珠のネックレス”。喪服に身につけるネックレスを選ぶときのポイントや注意点とはどんなものがあるでしょう。今回は、喪服に合わせたネックレス選びについてまとめました。 和装・洋装の喪服に合わせるネックレス 喪服には黒留袖などの和装や、ワンピース・アンサンブル・スーツといった洋装があります。和装・洋装によってネックレスなどアクセサリーをつける際のマナーは違ってきます。 和装喪服の場合 和服を着て参列する際は、ネックレスなどのアクセサリーはつけません。唯一つけてもよいとされているのは結婚指輪や婚約指輪となっています。 洋装喪服の場合 洋装の喪服の場合は結婚指輪や婚約指輪、ネックレス、イヤリングはつけてもよいとされていますが、華美な印象を与える装飾品は控えるのが基本です。洋装の喪服には真珠のネックレスをつけるのがマナーという意見もありますが、必ずつけなければいけないという決まりはありません。 悲しみの席でつけられる真珠のネックレス 宝石の中でも控えめな真珠は「涙のしずく」や「涙の象徴」といわれる由縁もあり、お葬式など悲しみの席で身につける方が多い宝石です。エリザベス女王が葬儀の際に真珠のネックレスを身につけていたことから、一般にも広まっていったとされています。 ネックレス選びで注意するポイント 喪服に合わせるアクセサリーは、真珠のネックレス・イヤリング(ピアス)が好ましいとされています。とはいえ、真珠のネックレスならどれでもよいというものではありません。真珠のネックレスも悲しみの席にふさわしいものを選ぶことが大切です。 ネックレスは以下のことにも注意をして選びましょう。 真珠のサイズ 珠が大きすぎるものは華やかに見えてしまうので、喪の席にはふさわしくないネックレスとなります。あまり大粒すぎないもの(7~8mm程度)にするなどサイズにも注意が必要です。 真珠の色や形 色は白・グレー・黒で丸または丸に近い形が理想。バロック珠はカジュアルにみえてしまうため控えましょう。 ネックレスの長さ 42cmが一般的な長さ。喪服の襟に合う長さがよいでしょう。 金具にも注意が必要 ホワイトゴールドやシルバーなどの白い金具が好ましく、ゴールドなど派手に見えてしまうものは避けましょう。 真珠のネックレス以外の宝石は? 黒・白の真珠のほかにもオニキス、黒曜石、ジェットなどは使ってもよいとされています。 喪服にNGのネックレスとは 二連以上のネックレス…一連のネックレス以外は「不幸が重なる」ことを連想させてしまうので、お葬式などではタブーとされています。 ロングのネックレス…悲しみが長引くといわれているので弔事の席では厳禁。 派手なネックレス…光り輝く宝石が施されたものやゴールドなど派手なネックレスもNGです。 喪服に合わせるネックレス選びも慎重に 喪服はもちろんですがネックレスやアクセサリーなど身につけるものも、しっかりマナーを守りましょう。大切なのは故人を悼むこころ。悲しみの席では遺族の方への心配りが必要です。 喪服に合わせる自分だけのネックレスをまだお持ちでないという方は、今回ご紹介したようなポイントを参考にして選んでみてください。 モノワールでは、喪服にぴったりのネックレスやアクセサリーも取り揃えております。大人の女性として、気品あるネックレスをひとつ持たれてみてはいかがでしょう。

喪服に合わせたブラウスの選び方

喪服について

喪服に合わせたブラウスの選び方

喪服に合わせたブラウスを選ぶときに大切なことはなにか? 一言で喪服といっても格式もいろいろあり、参列する式の種類や立場によってブラウスの選び方も違ってきます。 喪服のブラウスも「黒」が原則 喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3つの格式に分かれており、立場や場面に応じて使い分けて着る必要がありブラウスもこれに準じます。 洋装では正喪服・準喪服は「黒一色」が原則となっています。ブラウスも黒無地のものを着用するようにしましょう。略喪服であれば黒以外に白のブラウスでも構いません。 喪服の格式に合わせたブラウス選びが大切 ブラウスは、喪服の格式に合わせた生地やデザインを選ぶことも大切です。カジュアルに見えるものや露出度の高いもの、華美にみられてしまう素材のブラウスは喪服としては避けたほうがよいでしょう。 ここからは、3つの格式それぞれに適したブラウスについてまとめました。 正喪服に適したブラウス 喪主や遺族、親族といった故人との縁が深い関係にある人が着るのが正喪服です。もっとも格式高い装いになりますのでブラウス選びも慎重に。 喪服では肌の露出はできるだけ控えるのがマナーです。中でも格式の高い正喪服では、えり元がつまったブラウスで夏でも長袖か肘が隠れるくらいの袖丈があるものが好ましいでしょう。 レース地のブラウスや肌が透ける素材、フリルがついたものは避けて体のラインが出すぎないシンプルなデザインを選びます。光沢のある生地や光って見えるボタンなども控えましょう。 準喪服に適したブラウス 準喪服は遺族や親族が一周忌までの法事で着る喪服となります。基本的に肌の露出が少なく黒無地など、正喪服に準じた素材やデザインのブラウスがベスト。 フリルなど華美になりすぎない程度の装飾は許されています。袖丈は五分~長袖。一般会葬者であれば、露出度の高い袖なしでなければ夏は半袖のブラウスでも構いません。 略喪服に適したブラウス 略喪服は急な弔問や通夜、三回忌以降の法事、お別れ会などとくに形式にはこだわらない席で着用することができます。 略喪服に合わせるブラウスは黒以外に白でもOK。喪服も黒のほかに濃紺やグレーといった地味目のダークカラーも着用することができます。 しかし、略喪服であっても厳粛な場で着るブラウス。お悔やみの席にふさわしい装いを心がけ、派手に見える色や素材などデザイン性の高いブラウスは避けましょう。 ブラウスは実用性で選ぶのも大切なポイント 葬儀・通夜・告別式などは時間が長くなることが予想されますし、夏は汗をかきやすいのが悩みの種。暑い時期などはブラウスにジャケット、スカートなどのセットアップもおすすめです。 式以外の時間や待合室などではジャケットを脱いで、ブラウス1枚で休憩することが可能。通気性があるものやシワになりにくい素材のブラウスなど、実用性で選ぶのも大切なポイントです。 普段着とは違うマナーやしきたりに注意 普段着の洋服とは違い喪服はマナーやしきたりが細かく、地域によっても差が出てくるものです。「ブラウスぐらい大丈夫だろう」と考えてマナー違反になってしまっては大変。いざ必要というときに慌てないためにも、喪服に合わせたブラウスを1枚揃えておくと安心です。 ある程度の年齢になれば喪服の用意をしておくとよいでしょう。上質な喪服・礼服・ブラックフォーマル専門店のモノワール。リーズナブルな価格でさまざまな種類の喪服を取り揃えておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

これで好印象!メンズのブラックフォーマル着こなし術

ブラックフォーマルについて

これで好印象!メンズのブラックフォーマル着こなし術

メンズのブラックフォーマルは冠婚葬祭に幅広く使えますが、どうしても単調になりがち。ルールを守りつつスマートに着こなすにはどうしたらよいでしょうか。ブラックフォーマルを好印象に着こなすポイントをご紹介します。 メンズのブラックフォーマルをスマートに着こなす3つのポイント 略礼服にあたるブラックスーツは、メンズのブラックフォーマルの代表的アイテム。慶事や祝事、弔事とさまざまなシーンで用いられますが、3つのポイントを押さえるだけで好感度の高い着こなしができます! 1.ジャストサイズで着ること メンズのブラックフォーマルでの第一条件は、サイズ感です。どんなに上質なスーツでも、サイズが合っていないと印象が大きく変わってしまうもの。 ジャケットが小さすぎると窮屈な雰囲気を与えてしまいますし、大きすぎるとどうしてもだらしない印象に。とくに意識したいのが、肩幅のサイズ。肩が落ちたりせずにぴったり合っていることが大切です。 2.季節に合っていること ブラックフォーマルのスーツも、季節によって種類や素材が変わります。最近ではオールシーズン対応のものも人気がありとても便利ですが、季節に応じたファッションを心がけることもおしゃれのひとつ。 春夏は着崩れしにくく通気性や吸汗性に優れたスーツを。秋冬にはフランネルやウールなど、きちんと感の中にも暖かみがある素材がおすすめです。 3.全体のバランスが取れていること 全体のバランスを取ることは、メンズのブラックフォーマルを上手に着こなす重要なポイント。 パンツの丈はちょうどよい長さか、ネクタイの色がスーツと合っているかなど、全身のシルエットをみてバランスが取れているかチェックしましょう。靴の色をベルトの色と揃えると、統一感がでて好感の持てる着こなしになります。 着回しをする際に気を付けるポイントは ブラックフォーマルは、ファッションで周りの人への敬意や礼儀を表す、他人のために装うもの。立場と場所にふさわしい着こなしをすることが大前提です。 メンズのブラックフォーマルは、ビジネスやセレモニー、とシーンによって着回すことが多いので、兼用する際にはTPOをわきまえることを第一に心がけましょう。 慶事で着るブラックフォーマルは 結婚式やパーティーなどハレの日には、華やかさを出すのがマナーです。メンズの場合はベストやネクタイ、ポケットチーフなどでエレガントなドレスアップを。 ポケットチーフはネクタイの色に合わせると、アクセントになるだけでなく統一感が出るのでおすすめです。カジュアルなパーティーに参加する際は、ドレスシャツなどを選ぶのもよいですね。 喪の席でのブラックフォーマルは 喪の席ではシャツ以外はすべて黒で統一し、ネクタイピンやアクセサリーは外します。つい忘れがちなベルトや腕時計にも気を配り、装飾のある華美なデザインは避けましょう。 あくまでも控えめに、故人を偲ぶ気持ちを持って全身をコーディネートするのがマナーです。 工夫ひとつでどんなシーンでも好印象に! メンズのブラックフォーマルは、着こなしの工夫ひとつでぐっと好印象になります。自分のサイズに合ったものを丁寧に選ぶこと、そして場の品格を下げないよう、シーンにふさわしい装いをすることが大切。 モノワールは上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルを取り扱う専門店です。着心地と高級感にご満足いただける、特別な1着がきっとみつかります。