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【喪服マナー】平服と喪服の違いとは?それぞれの着こなし方法も併せて解説

法事-法要について

【喪服マナー】平服と喪服の違いとは?それぞれの着こなし方法も併せて解説

葬儀には通常喪服で参加することは皆さんもご存じだと思います。 しかし葬儀の種類や参列者の立場によって服装マナーも異なります。 勿論、地域差や宗教宗派によっては異なる場合があると思いますが、 ここでは一般的な葬儀の服装マナーをご紹介します。葬儀は哀悼の意を示す場であり礼節をもって出席する必要があります。それでは見ていきましょう。 法事と服装について 法事(法要)とは、仏教において故人の霊を供養するために行われる儀式や行事のことを指します。一般的には、故人が亡くなった後、一定の期間ごとに行われるものです。 すべての法事に参列できる準喪服とは 初七日(しょなのか) 故人が亡くなった命日を含めて7日目に行う初七日(しょなのか)は、故人が三途の川のほとりに到着する日と言われています。葬儀から間もなく、参列者の負担になってしまうため、葬儀の日に併せて執り行うのが一般的です。葬儀には喪服で参列しますので、初七日法要は葬儀と同じ服装で参列します。 四十九日(しじゅうくにち) 故人が亡くなってから49日目に行われる法事。この日までに故人の魂が成仏するとされており、重要な法要とされています。 忌明け(きあけ)とも呼ばれ、遺族が故人の冥福を祈り喪に服す期間を終えることをいいます。地域にもよりますがお寺や自宅で僧侶にお経を上げてもらい会食するのが一般的です。 遺族や親族は喪服を着用します。 出席者についても、四十九日は葬式同様に喪服を着用するのが一般的です。 百箇日(ひゃっかにち) 故人が亡くなってから100日目に行われる法事。 卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれてます。 「卒哭」という言葉は「泣き止む」という意味を持ち、この法事が行われることで、故人の死を嘆き悲しむ期間が一段落するとされています。 百箇日法要は四十九日後すぐの追悼法要ということもあり、近年では行われないことが多く、行うにしても遺族や親族のみで自宅の仏壇で供養することが一般的です。 服装は四十九日と同様に喪服が好ましいですが、事前に参列者確認の上、簡略にして平服でもいいでしょう。 一回忌~三回忌 一回忌(いっかいき)とは、故人が亡くなってから1年目に行われる法事のことです。仏教の伝統に基づいて行われ、故人の霊を供養し、家族や親族が一堂に会して故人を偲ぶ重要な儀式です。一回忌は、故人が成仏していることを確認し、遺族が日常生活に戻るための大きな節目とされています。 三回忌(三周忌)とはその翌年の満2年の命日に行う法要のことです。 遺族や親族は喪服を着用します。 出席者についても、三回忌までは喪服を着用するのがマナーになります。 「平服でお越しください」と記載があった場合は案内に従ってください。 七回忌~三十三回忌 七回忌(しちかいき)とは、故人が亡くなってから7年目に行われる法事のことです。仏教の伝統に基づき、七回忌は一周忌(1年目)や三回忌(3年目)と同様に重要な節目とされる供養の儀式です。この法要も、故人の霊を慰めるとともに、家族や親族が集まって故人を偲び、絆を深める機会となります。 十三回忌、十七回忌、二十三忌、二十七回忌と続き、年忌法要の最後として三十三回忌で弔い上げになり終了です。 時が経つほど喪の雰囲気は薄れ規模も縮小していくため服装は、喪服から簡略化され平服でいいとされます。 TVCM放送のおススメレディース喪服はこちら 「喪服」で法事に参列するマナー 喪服(もふく)とは、葬儀や法事など、故人を悼む場で着用される服装のことを指します。日本において、喪服にはいくつかの種類と、使用される場面に応じた細かいルールがあります。喪服は、故人への敬意と遺族に対する配慮を示すためのもので、厳粛な場にふさわしい黒い服装が一般的です。 喪服の種類 正喪服 最も格式高い装い。喪主・遺族など、主催者側の立場にある人や故人と縁が深い人が着用します。和装やモーニングを持っている人は少なくなってきていることや葬儀の簡略化も伴い、正喪服を着用している人は少なくなってきています。よって喪主などの立場でも順喪服を着ることが一般的です。 準喪服 一般的な葬儀・通夜・一周忌までの法事など多くの場合で着用でき、幅広いシーンで使える装いです。男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルとも呼ばれます。おそらく喪服と言われて思い浮かべるのがこちらの準喪服というかたも多いでしょう。 略喪服 急な弔問・通夜・三回忌以降の法事で着用できる喪服。最近多くなっている「お別れ会」などの席にも向いてる装いです。 <男女別>喪服の着こなしについて 喪服の着こなしには、いくつかの基本的なルールとマナーがあります。これらのルールを守ることで、故人や遺族に対する敬意を示すことができます。以下に、喪服の正しい着こなしについて詳しく説明します。※ここでは一般的な準喪服について解説します <男性の場合>喪服の着こなしについて ・喪服ブラックスーツが好ましい。生地は黒で光沢素材でないもの。 上着はシングル・ダブルどちらでも構いませんが、パンツは裾がシングルのものを着用します。 シャツ 白無地のレギュラーカラー。色柄物やボタンダウンのシャツは避けましょう。 ・ネクタイ黒無地で、できるかぎり光沢素材でないもの。 ネクタイの結び方については、お悔やみの場でのマナーとしてくぼみ(ディンプル)を作らないこと。 ・ベルト黒無地でシンプルなデザインのもの。 大きく目立つバックルやクロコやヘビ柄など生き死にを連想するデザインはNGです。 ・靴黒の革靴。原則、紐で結ぶタイプのものでないといけません。色も黒以外はNGで 素材についても光沢あるエナメルやスエードはNG。できるかぎり金具なしのシンプルなものが好ましい。・靴下黒の無地。白や柄物はNGです。 ・カバン男性はバッグを持たずに手ぶらが一般的です。 バッグを持つ場合は、上記でもあったように光沢のない黒で金具など装飾のないシンプルなデザインのものにしましょう。 男性におススメの喪服はこちら <女性の場合>喪服の着こなしについて ・喪服 ブラックフォーマルが好ましい。ワンピースやアンサンブル、パンツのスタイルが基本です。 華美に見えるものや露出の高いデザインは避け、トップスの袖丈は長袖から5分袖、スカート丈は膝からふくらはぎ丈が上品に見えます。 ・アクセサリーネックレスやイヤリングは真珠が定番。 派手なものはNGであるのと、連が重なるものは「不幸が重なる」とされるため控えましょう。 ・バッグ黒の布製が基本で、光沢や飾りのないシンプルなものが好ましい。 数珠や袱紗が入る大きさが良い。荷物の多い場合は、黒のサブバックを持ちましょう。 ・手袋手袋は特にネイルをしている方におすすめです、露出を控えるためのアイテムとしても有効。 ただしお焼香の際は外しましょう。 ・ストッキング黒の薄手のストッキングが正式。30デニール以下が基本になります。 厚手、柄物、網タイツなど華美なものはNGです。 ・パンプスシンプルな黒のパンプスで、素材は布または革が好ましい。 高いヒールのものや光沢のある素材、サンダル等はNGです。TVCM放送のおススメレディース喪服はこちら 「平服」で法事に参列する際のマナーについて 冒頭にも解説した通り、喪の雰囲気は、年数を経るほど徐々に薄くなっていきます。 遺族の気持ちも落ち着き、故人の死を越えて日常を過ごす年月が増えてきて、いつまでも喪に服すより新たな日常を生きていこうという意味から、七回忌以降は平服で法要を行うのが一般的です。 平服とはなにか 「平服」って言葉、日常ではほとんど聞かないですよね。 いつも着ている日常着という意味で解釈すると法要当日恥ずかしい思いをするので、ここで解説します。 「平服でお越しください」とは、「堅苦しくなく、かしこまった場で着用しても恥ずかしくない服装」のことを指します。つまり平服とは「略礼装」のことです。 平服と言われたからといって、何も気にせずカジュアルなものを身に着けていくことは間違いなので、気をつけてくださいね。 <男性の場合>平服の着こなし ・スーツ黒・紺・グレーなどのダークスーツを着用しましょう。 柄はできればない方がいいですが、華美でない範囲の織柄や薄っすらとしたストライプまでならOK。 ・シャツ 白無地のレギュラーカラー。色柄物やボタンダウンのシャツは避けましょう。 ・ネクタイ 黒を選ぶのが無難ですが地味な色や柄であればスーツ同様に問題ありません。 結ぶ際は、お悔やみの場でのマナーとしてくぼみ(ディンプル)を作らないこと。 ・ベルト 黒無地でシンプルなデザインのもの。 大きく目立つバックルやクロコやヘビ柄など生き死にを連想するデザインはNGです。 ・靴 黒の革靴。原則、紐で結ぶタイプのものでないといけません。色も黒以外はNGで 素材についても光沢あるエナメルやスエードはNG。できるかぎり金具なしのシンプルなものが好ましい。 ・靴下 黒の無地。白や柄物は避けましょう。 ・カバン 男性はバッグを持たずに手ぶらが一般的です。 バッグを持つ場合は、上記でもあったように光沢のない黒で金具など装飾のないシンプルなデザインのものにしましょう。 <女性の場合>平服の着こなし ・ワンピース・セットアップスーツ 黒・紺・グレーなどダークカラーのワンピースやセットアップスーツ、アンサンブルが基本。 露出の高いデザインは避け、スカート丈は膝からふくらはぎ丈が上品に見えます。 小さいお子様がいる方や料理の配膳など動き回る場合は、パンツスタイルでもOK。 中に着るトップスもダークカラーで統一してください。白など明るい色はNGです。 ・アクセサリー ネックレスやイヤリングは真珠が定番。 派手なものはNGであるのと、連が重なるものは「不幸が重なる」とされるため控えましょう。 ・バッグ 黒の布製が基本で、光沢や飾りのないシンプルなものが好ましい。 数珠や袱紗が入る大きさが良い。荷物の多い場合は、黒のサブバックを持ちましょう。・ストッキング 黒の薄手のストッキングが正式。30デニール以下が基本になります。 厚手、柄物、網タイツなど華美なものはNGです。 ・パンプス シンプルな黒のパンプスで、素材は布または革が好ましい。 高いヒールのものや光沢のある素材、サンダル等はNGです。 <こどもの場合>平服の着こなし 学生の場合は、学校の制服を着用すれば何も問題ありません。 学校によっては、「制服の色が明るく派手」であったり「パンツやスカートがチェック柄」など黒以外の場合もありますが、学生は制服が正装とされているので問題ありません。 未就学の子供の場合は、シンプルなデザインの服を選んでください。 白シャツに黒やグレーのズボンやスカートでまとめると好ましいです。 キャラクターデザインなどの絵柄が入っているものはNG。 乳幼児もできるだけ飾りのない地味な服を着せるようにすれば無難です。 法事に持参すべき物とは? 法事の案内を頂いたら、なるべくすみやかに出欠の返事をしましょう。法事は会食を伴うケースがあるため、参列する人数についても併せて伝えておくとよいでしょう。法事に参列する際の持ち物として、数珠(じゅず)や供物(くもつ)・御供物料(おくもつりょう)などを準備します。 お供え物(供物料) 法事に参列する際に、お供え物として線香や果物、生花などの供物を持参することが一般的でしたが、最近では、供物の代わりに御供物料としてお金を包むことが一般的です。御供物料と同様に、故人の霊前に供えるもので香典がありますが、葬儀で渡すものを香典、法事で渡すものを御供物料といいます。 御供物料の費用は、会食の有無によって変化しますが、3000円から5000円が相場とされています。故人との関係性によっても異なりますが、金額は葬儀に持参した金額の5~7割を目安に用意します。御供物料は不祝儀袋に入れ、弔事用の袱紗(ふくさ)に包んで持っていきます。弔事用の袱紗は紺や緑といった寒色系のものです。 また、紫色の袱紗は弔事だけでなく、結婚式やパーティーなどの慶事でも使用できるので便利です。 まとめ いかがでしたでしょうか? 法事の服装といっても、法要の種類やタイミングによって適切なものは大きく異なりますし、もっといえば時代や地域や家庭によっても異なります。ここでは一般的なものについて解説しました。参列される際は事前にヒアリングをすることが、礼節やマナー、そして恥をかかないことにつながるので、注意が必要です。 要約すると四十九日から三回忌までは喪服、七回忌以降は平服を着用するのがマナーです。 前もって予定がわかっている分、事前準備をしっかりと行い、故人や遺族の方に対する敬意をしっかり示せるよう心掛けていけると良いでしょう。

新盆(初盆)に適した喪服とは?招く側・招かれる側それぞれで解説

喪服について

新盆(初盆)に適した喪服とは?招く側・招かれる側それぞれで解説

新盆(初盆)を迎えるにあたっての適した服装についてまとめました。地域や家庭によっては初めて聞く耳なじみのない言葉かもしれません。聞いたことはあるという方にとっても、慣れないものなので、不安な方も多いと思います。 ここでは招く側と招かれる側に分けて解説していきます。 お盆の時期は地球温暖化もあり、平均気温はますます高く感じるようになっています。マナーを守ることは大事ですが、体調を第一に考え参加することが一番です。 それではぜひ参考にしてください。 >最短翌日お届け 「レディース喪服人気ランキング」はこちら 新盆(初盆)とは 服装について解説する前に新盆についての説明をいたします。「新盆」は「あらぼん」「しんぼん」「にいぼん」、「初盆」は「ういぼん」「はつぼん」などと呼ばれます。地域によって呼び名が様々あるため、何の事かわからない方もいらっしゃると思います。 「新盆(初盆)」とは、故人が亡くなって四十九日を過ぎた後に初めて迎えるお盆のことです。 新盆は故人の霊が初めてこの世へと帰ってくるお盆であるため、通常のお盆よりも手厚く供養します。故人の霊を迎えるために、供養の方法や行われる日時は地域や家庭によって異なりますが、一般的には墓参りや仏壇での法要、食事の準備などが行われます。ちなみに8月13日から16日までをお盆休みとするのが一般的ですが、ひと月前の7月13日から16日までがお盆休みの地域もあります。これは、明治政府が近代化政策で取り入れた暦の変更が原因であります。日本では昔は1年を13ヶ月とする太陰太陽暦を採用していましたが、明治6年に1年を12ヶ月とする太陽暦に変更しました。7月をお盆とする地域は旧暦の名残ということです。下記はその地域になりますが、家庭によって様々ではありますので参考程度にしてください。<旧暦でお盆を行う地域>時期 7月13~15日頃→東京・横浜を中心とする首都圏・静岡県一部・沖縄を含む南西諸島<新暦でお盆を行う地域>時期 8月13~15日頃→北海道・東北地方・甲信越地域 ・関西・近畿・中国・四国・九州地方 法要の手配 招く側として法要を行なうにあたり、どのような準備が必要なのか見ていきましょう。お寺様のご都合がつかなければ法要を行なうことも難しくなるので、早めに準備なさることをおすすめします。まずは日程と場所を決めます。場所は主に自宅かお寺様、法要会館などが一般的です。お墓で法要を行なう場合は、当日までにお墓のお掃除、お布施の準備も忘れないようにしましょう。またお盆時期はお寺も多忙になるためできる限り早い時期から準備しておくのが良いでしょう。 参加者へ連絡 招く側としては手配が完了したら、参列者への連絡や人数決め、参加してくださったお礼の品の準備などがあります。日程と場所、僧侶の手配が完了したら、参列者へ連絡し参加するか否かのお返事をもらいます。送付する案内状は、参加不参加の欄を印字した往復はがきで出すのが一般的です。最終的な参列者の人数によって会場の予約や返礼品の準備などが決まってきますので、余裕をもって案内を送ることをおすすめします。会食の場所決めも忘れないようにしましょう。自宅や会食をする施設などが一般的です。御礼の品に関しては人数よりも多めに用意すると安心して当日を迎えられます。ちなみに御礼の品としては相場1500円~5000円程度の食品や日用品を選んでいただくかたちが一般的です。 お布施の渡し方 招く側として最後に忘れていけないのはお布施についてです。渡し方としては袱紗(ふくさ)や風呂敷に包んだり、その上に乗せた状態でお渡しするのが葬儀のマナーでもあります。もしご自宅で法要を行う場合は、袱紗ではなくおぼんに乗せて渡すのも自然です。 ポケット式の袱紗(ふくさもあり)、簡単に取り出せ、入れた香典袋も折り曲がらず便利です。もし袱紗や風呂敷が手元にない場合はハンカチでお包みすることもできますが、この場合は派手な色や派手な柄が入ったものは避けて、事前にアイロンをかけておくことも必要です。 新盆(初盆)にはどのような服装が適しているか 新盆(初盆)に招く側の服装には、喪服と平服の2つがあります。 どちらの服装が適しているかは地域や宗教によっても異なるため、事前に確認することをおすすめします。 まず、喪服が適しているのは、法要や会食など人が集まる機会がある場合です。 人を招く場合、招く側の服装が招かれる側の服装よりも軽くならないようにすることが基本です。 男性はスーツ、無地のホワイトシャツにブラックの無地のネクタイを選びましょう。 靴やベルトも黒のものに統一して、靴下の黒のものを用意するのが一般的です。女性はブラックのアンサンブルスタイルが一般的です。 時期として暑い時期なのでワンピースでも問題ありませんが、肌の露出には気を付けることが肝要です。 招く側が平服を着用するケースですが、お盆の時期が真夏であることや、参加者の方へ配慮する場合などが挙げられます。弔事で平服とは略喪服を指すのが一般的です。 また、初盆を「故人をお迎えするお祝いごと」ととらえることから平服を選ぶ地域やケースもあります。平服とは普段着ている私服のことではないため、マナー違反にならないよう、所謂普段着での参加は控えましょう。デニム生地のパンツや丈の短いのスカート、などの洋服は避けましょう。ネイルも派手なものは避けるべきです。足元についても、素足にサンダルやスニーカーなどのカジュアルなものは避けたほうがよいです。 また、日差しが強い時期だと思いますが、サングラスなども特別な事情(病気等)がない場合はつけないほうが良いです。男性も女性も、鞄や靴は蛇皮などの殺生を連想させるようなものは避けてください。 たくさんの人が集まる場所なので少し気をつかったものを着用する必要があります。 子どもが参加する場合 制服が奇抜な色などのあまりに派手な色のもので気になるようでしたら、制服ではなく落ち着いた私服にしましょう。まだ制服のない子供の場合は、白いシャツに落ち着いた色のズボン、スカートを着用すると良いです。派手な色やキャラクターものは避けた方が無難です。時期的にジャケットの着用は必要ないので、体調を優先して選ぶようにしましょう。 墓参りだけの場合の服装は? 法要や会食がなくお墓参りのみの場合があります。その場合は親族だけの参加なことも多く、必ずしも喪服である必要はなく、平服で問題ありません。しかしその場合もデニム生地のパンツや丈の短いのスカート、などの洋服は避けましょう。足元についても、素足にサンダルやスニーカーなどのカジュアルなものは避けたほうがよいです。 派手なアクセサリーなども適切ではないので身に着けないようにして、落ち着いた印象を与えるよう心掛けることが必要です。 装飾品は? 前述しましたがアクセサリーや装飾品は身に着けない方が良いです。男女ともに一般的なマナーとしてその場では時計などを除いて外しておく方が無難です。 肌の露出は控える 時期的に普段は薄着で過ごしている方が多いと思いますが、 新盆の服装としては肌の露出は控えたものが求められます。半袖は問題ないと思いますが肩が出るような服装は避けるべきです。参加される方に配慮した服の着用が求められます。 翌年以降のお盆について 新盆は故人様が亡くなられて初めて迎えるお盆のことですので、翌年以降は通常のお盆と同じ過ごし方をしていただき問題ございません。ご家庭によって過ごし方は異なり、お盆の法要を行なう方もいれば、ご親族で集まってお墓参りに行き、それ以外はご自宅でゆっくり過ごすという方もいらっしゃいます。 まとめ 今回は、新盆(初盆)に招く側と招かれる側それぞれに適した服装について解説しました。 参考になりましたら幸いです。喪服や礼服の場合は比較的わかりやすいですが、平服の場合には施主や周囲の方への配慮した服選びをする必要があります。ここに書いたものは一般的なものとなりますので、施主や周囲の方への配慮する気持ちを服選びに落とし込めば無難なものになると思います。また、施主よりも格上にならない服を選ぶことや、派手な宝飾品を外すなど、新盆・初盆においても弔事のマナーは遵守しなければなりません。新盆(初盆)は時期的に薄着になることが多い時期ですので、マナーを守った服装は少し暑く感じる事もあるでしょう。マナーは相手や故人に対する大切な配慮として必要ですが、熱中症等のリスクが高い時期になるので体調管理を第一に考え、具合が悪い等の体調に変化を見逃さず、無理のない範囲で参加することができればと思います。

葬儀における喪主の服装は?男性・女性・子供別のマナーを解説

喪服について

葬儀における喪主の服装は?男性・女性・子供別のマナーを解説

はじめて喪主を経験する方にとって、葬儀のマナーや適切な服装について理解することは重要です。葬儀における服装にはいくつかマナーがあり、葬儀の顔となる喪主が適切な服装を心がけないと葬儀が引き締まりません。喪主は男性だけでなく、女性や子供も担当する場合があり、立場に応じてきちんとした行動をとらなければいけません。 そこで今回は、葬儀における喪主の服装で気をつけるべき点や、マナーについて解説します。周りに迷惑をかけないように事前に葬儀についての立ち振る舞いについて理解しましょう。 喪主が女性の場合の葬儀の服装とマナー 喪主が女性である場合の葬儀のマナーや服装について解説します。服装だけでなく小物類も紹介しますので、葬儀の適切なふるまいについて確認しましょう。 洋装 現在では洋装スタイルが主流です。一昔前までは、女性が喪主である場合は和装で参列することが多い傾向にありましたが、現在ではあまりみられなくなりました。和装を着用したいという方もいますが、洋装か和装か迷った場合は洋装を選ぶのが無難です。そこで女性が着用すべき洋装について2つ紹介します。 スーツ スーツを選ぶ場合は、黒のフォーマルなスーツが適しています。スーツだけでなく、ブラウスやシャツ、靴なども黒色で統一するのが基本的なスタイルです。スーツを着用する場合は、裾の長さや袖の長さに注意する必要があります。また、冬の寒い時期にはジャケットを着用してもよいため、葬儀に適した保温性の高いジャケットを1着持っておくのがよいでしょう。 【女性のおすすめのスーツはこちら】 ジャケット&パンツスーツ 2点セット net-019 https://monoir.jp/collections/suit/products/net-019 ジャケットとパンツの2点セットです。シンプルなデザインですが、上品さも兼ね備えているため、小物アイテムとも組み合わせやすいです。また自宅で洗濯可能なため、線香の臭いなどが気になる方におすすめです。 アンサンブル アンサンブルはジャケットとワンピースがセットになっており、光沢の少ない黒のアンサンブルを選べば問題ありません。ただし、ワンピースの丈の長さを意識する必要があり、あまりにも短すぎるものは葬儀には適しません。基準としては座った際に膝が隠れる長さがちょうどよく、アンサンブルを着用する場合は色合いだけでなく、サイズ感にも注意して選んでください。   【アンサンブルのおすすめはこちら】 https://monoir.jp/products/fx6p060a こちらは着脱のしやすいアンサンブルです。前ファスナータイプで脱ぎやすく、スーツ風にも見えるため、フォーマルな式典で着用される方が多いです。 洋装のマナー 葬儀に身につけていく小物類にもいくつかマナーがあります。葬儀でふさわしくない格好をしないためにも以下の点について確認してください。 アクセサリー アクセサリーを身につける場合は、動物の皮を利用したものや派手すぎるものはNGです。全身黒色で統一するのが一般的なため、強調する色合いのアクセサリーはものすごく目立ちます。そのため、アクセサリーはパールで作られているものがよく、もしイヤリングやネックレスなどがパールならば、全身のスタイルにまとまりがでます。 【アクセサリーのおすすめはこちら】 日本製フォーマルマグネットネックレス イヤリング 2点セット イケチョウ貝 シェルパール kp8mn01 ホワイト https://monoir.jp/collections/necklace/products/kp8mn01 パール素材のネックレスとイヤリングの2点セットです。お手ごろな価格ですが、高級感あるアクセサリーなので上品さを演出したい方におすすめです。ネックレスはマグネット式なので着脱しやすいのもメリットです。 バッグ バッグは、つやのない黒い小さめのバッグを選びましょう。アクセサリー同様に、動物の殺生をイメージさせるワニの革などは避ける必要があります。持ち運びしやすい軽めのバッグで、かわいらしいデザインものが女性には人気です。 【葬儀における女性のおすすめのバッグはこちら】 喪服用 フォーマルバッグ 9118 3点セット https://monoir.jp/collections/bag/products/9118 バッグは軽くて取手がついているため持ち運びしやすいです。またダブルリボンがついており、上質な肌触りのため高級感があります。メインのバッグだけでなく、サブバッグと袱紗もついている3点セットなのでおすすめです。 ストッキング ストッキングは、黒色のデニール数が20~30のものを選びましょう。30以上のデニール数のものはカジュアル度が高くなるため、葬儀やお通夜ではデニール数が低いものが適しています。素足が見えるのは基本的にはマナー違反となるため、デニール数も意識してストッキングを選んでください。 シューズ シューズは黒のパンプスを選ぶのがよいです。茶色やグレーなどのダーク系ではあまり葬儀には適していないため、基本的には黒色のパンプスを履きましょう。またパンプスを選ぶ際には、ヒールの高さにも注意してください。あまりにもヒールが高すぎるものは目立ちすぎるため、ヒールの高さは5センチ未満が適切です。 ただしヒールがないシューズなどはカジュアル度が上がるため、3センチ以上の5センチ未満のヒールのあるパンプスが葬儀に適しています。 メイク・ヘアスタイル メイクやヘアスタイルも派手すぎないようにしましょう。ジェルなどをつけすぎた派手すぎるヘアスタイルは葬式では適しておらず、反対にヘアスタイルを整えていない寝癖がついた状態もよくありません。メイクも同様に、濃い化粧は葬儀に適していませんが、ノーメイクも失礼にあたります。 メイクやヘアスタイルは、ナチュラルを意識することが重要で、自然な清潔感ある落ち着いた印象を意識して、華やかになりすぎない身だしなみにしてください。 ネイル ネイルを付けている方は、葬儀の場合は外すのが無難です。派手なネイルをしている方で、どうしても落とすことができない場合は、黒い薄い手袋などを身につけて隠す方法もあります。 和装 以前までは和装を着用される方が多かったですが、現在では準喪服を選ぶ方が増えています。もし和装を着用したい方は、五つ紋の黒の無地のものが一般的で、もし和装の喪服を持っていない場合はレンタルを推奨します。 小物類や着物のレンタルに加えて着付けを行ってくれる業者もあるため、和装を持っていない方はレンタルして準備しましょう。 喪主が男性の場合の葬儀の服装とマナー 喪主が男性の場合の服装や葬儀のマナーについて解説します。 洋装 喪主を務める場合、和装や正喪服を着用される方もいますが、近年では準喪服を選ぶ方が増えています。正式な正喪服で喪主を務めたい方は、モーニングがおすすめです。家族葬ではブラックスーツなどの準礼服を選ぶ方が多く、喪主だからといって正喪服を着用しなければならないわけではありません。しかし、ビジネススーツなどの光沢あるカジュアルなスーツは葬儀には適していないため注意が必要です。 洋装のマナー 洋装はブラックスーツが主流で、全体のバランスも黒に統一するのが一般的です。それ以外にも小物類にはいくつかマナーがあるため、どのようなマナーがあるか確認しましょう。 シャツ シャツは、白色の無地のものを選んでください。シャツは白色を着用しても問題ありませが、青色や薄いピンク色などのカジュアル性の高いシャツは避ける必要があります。また会社の白色の無地のシャツを着用する場合は、汚れやシワがないかを確認してください。あまりにも汚れているシャツは目立つため、洗濯するか新しく購入してから葬儀に参列しましょう。 ネクタイ ネクタイは、黒色の光沢のない無地のものを選びましょう。柄のあるものや華やかなものは葬儀には適しておらず、シンプルな黒のネクタイを身につけて参列してください。ネクタイをつけずに参列される方もいますが、基本的には喪服にネクタイをつけるのがマナーです。 ベルト ベルトは、動物の革を連想されないものを選びましょう。牛革などは身につけても問題ないですが、ワニやヘビ革などのベルトは避ける必要があります。色は黒色の光沢のないもので、比較的シンプルなものを身につけてください。 靴下 靴下は、黒色の素足が見えない長さのものを履きましょう。普段履くようなくるぶしまでの靴下は基本的にNGです。スーツの裾で隠れるため油断しやすいですが、靴を脱ぐ機会があるかもしれないため見えない部分でも気を抜かずに意識しましょう。 シューズ シューズはシンプルな黒の革靴を選び、革靴でも金具がついた目立つ物は避けてください。シューズにもいくつか種類がありますが、もっとも人気なのは、ストレートチップの内羽根式のものです。内羽根式のタイプは気品のあるシューズで、フォーマルな式典である葬儀に適しています。 ネクタイピン・カフス ネクタイピンとカフスは、基本的には身につけないのが一般的です。葬儀では目立つようなものは身につけるべきではないため、結婚指輪以外の光沢のものは外していきましょう。どうしても身につけたい場合は、光沢の少ない黒色のものを選ぶのがよいです。 ヘアスタイル・ひげ 葬儀では清潔感が大事なため、ひげは剃ってヘアスタイルは整えてから参列する必要があります。ただし、ヘアスタイルは整髪料によっては光沢が出てしまうため、光沢の少ない整髪料を使用してください。 和装 男性で和装を着用する方は、紋付羽根織袴が一般的です。近年では正喪服である和装を持っていない方が多く、喪主であっても準喪服を着用する方が増えています。参列者をおもてなしするために、正喪服を着用したい方はレンタルがおすすめです。 子供が喪主の場合の葬儀の服装とマナー ご両親がいない場合、子供が喪主になるケースがあります。子供が喪主になった場合のマナーについて確認しましょう。 マナー 子供が喪主になった場合の服装は、学校の制服を着用してください。学校の制服が少し明るめのものでも問題ありません。もし大学生などで制服がない方は、大人と同じ服装を選ぶ必要があり、もし持っていない場合はレンタルするか購入しなければいけません。 小学生で制服がない男の子場合は、襟の付いた白のシャツに黒のズボンを履くのが一般的です。女の子の場合は、黒のワンピースや黒のスカートに白のシャツを合わせるのがよいでしょう。 葬儀で喪主が必要な持ち物は? 葬儀で喪主が必要な持ち物について解説します。 数珠 葬式では数珠を持っていくのが基本です。数珠にもいくつか種類があり、本式数珠と略式数珠の2パターンあります。宗派によって使い分けるべきとされているため、ご自身に適した数珠を準備しましょう。数珠の貸し借りはマナー違反であるため、必ず自分専用の数珠を用意してください。 ハンカチ ハンカチは、白もしくは黒のシンプルなものを選んでください。目立たないのであれば少し柄の入っているものでも問題ありません。 袱紗 喪主の場合は、紫色の台付袱紗を選びましょう。袱紗にもいろいろ種類があるため迷いますが、金封袱紗は簡易的なものであるため喪主の方には適していません。 ペン・メモ帳 喪主の方は挨拶をする必要があるため、ペンやメモ帳を用意しましょう。もしスピーチに自信がないときはメモ帳を見ながら挨拶しても問題ないため、参列者に感謝の意をきちんと示せるようにメモ帳を上手く使ってください。紙媒体のメモ帳を見てもよいですが、スマートフォンのメモ帳機能を使用するのはあまりよくありません。 通夜と告別式で服装の違いはある? 通夜と告別式での喪主の服装の違いはとくに違いはありませんが、格式の高い正喪服のモーニングなどは日中に着用することが多いです。通夜など夜に行われる場合は、モーニングなどはあまり着用しないため、喪主であっても準喪服を選ぶのがよい場合があります。 まとめ 今回は葬儀における喪主の服装について解説しました。男性、女性、子供それぞれの立場によって選ぶべき服装が異なり、参列者をおもてなしするために適した格好をする必要があります。 服装に迷った際には、派手なものを身につけずにシンプルな服装を心がけてください。葬儀に参列した方に失礼のないように、正しい身なりとマナーを理解して葬儀を行いましょう。

葬儀の流れ

葬儀-遺族_喪主として

葬儀の流れ

葬儀の流れを見ていただくと分かりますが、突然の悲しい出来事に心癒される間もなく、ご遺族がやらなくてはならないことは山ほどあります。 葬儀を執り行う経験はない方がほとんどで、なれない事柄を決定していくのは大変な作業ですが、心得として参考にしてください。 おおまかな葬儀の流れ 一般的な葬儀の流れとして、おおまかに以下のようになります。 準備 通夜 葬儀・告別式 葬儀の流れ1.準備 生前予約や遺言がない場合は、ご遺族が葬儀社を決めなくてはなりません。ここからはご臨終から、通夜までにいたる流れと内容についてご説明します。 ご臨終・死亡告知 告知のしかたは病院によって違いはありますが、医師によって死亡が確認されたらご臨終、または死亡が告げられます。自宅で亡くなられた場合、医師が死亡を確認したら、死亡診断書を発行してくれます。 遺体の搬送・安置 病院で亡くなった場合ですと、なるべく早く、ご遺体を自宅または葬儀会場などの安置場所まで搬送しなくてはなりません。 そのためには、遺体搬送車を手配しなくてはなりませんので、あらかじめ葬儀社を決めておくか、ご臨終・死亡告知された時点で、早めに葬儀社を決めて連絡することをおすすめします。 病院の外へご遺体を運ぶには、医師の書いた死亡診断書が必要です。遺体搬送車の手配ができたら、到着するまでに病院への精算を済ませて、医師による「死亡診断書」を発行してもらいます。 自宅または葬儀会場に着き次第、宗派の作法にしたがって、部屋にご遺体を安置します。 葬儀の打ち合わせ 葬儀社の担当者と遺族・近親者とで、葬儀の日時や会場、具体的な葬儀の内容をとり決めます。故人と遺族にとって、どんなお葬式が良いかを相談しながら決めていきましょう。 葬儀社の担当者に、死亡診断書を渡し、「死亡届」、「火葬許可証」などの手続を代行してもらうようにします。 喪主は、原則として故人と最も縁が深い人、血縁の濃い人がつとめます。一般的には、配偶者や子など。 ご不幸の連絡 親戚・故人や遺族の関係者・勤務先・ご近所など会葬予定者を中心に、葬儀の日取りや場所を連絡します。葬儀に弔辞を頼む方には、その依頼も含め早めに連絡されたほうがいいでしょう。 湯かんの儀・納棺 葬儀、納棺に先だって、ご遺体を沐浴させる(お風呂に入れる)儀礼を湯かんといいます。ご遺体を清潔にするためですが、現世の汚れを洗い身を清めて来世への旅立ちをさせる意味があります。 納棺の儀式は、遺族または親族の癒しの儀式として重要です。通夜式の前に親族が集まり、故人の「旅支度」に立ち会います。 葬儀の流れ2.通夜 通夜から、告別式までにいたる流れと内容についてご説明します。 通夜(前) 葬儀社により、祭壇飾り、式場・受付、通夜振る舞い会場などの設営が行われて、ご遺体を納めた棺を安置します。 通夜式 通夜式は、6時頃か7時頃から行われるのが一般的です。 通夜(式後) 参列者へのおもてなしや、遺族、親族で食事をとります。通夜式後も祭壇の灯・線香を絶やさないようにして、遺族・親族で棺を守ります。 葬儀の流れ3.葬儀・告別式 葬儀・告別式が行われて、出棺となります。 火葬 火葬を行い、ご遺骨を骨壺に収めます。 葬儀に欠かせないのが喪服 一生のうちに、葬儀を執り行うという経験は少ないと思いますので、予備知識として、ご準備から告別式までの葬儀全般の流れを、頭に入れておかれると、いざという時でも落ち着いて手配ができるのではないでしょうか。 葬儀の流れを把握しておく意外にも、葬儀を執り行う際は喪服が欠かせません。喪服・礼服・ブラックフォーマル専門店のモノワールでは、上質な喪服を数多く取り揃えております。もしもの時に慌てないように、喪服を準備してみてはいかがでしょうか。

友引に葬儀は避けた方が良いならお通夜も避けるべき?

葬儀-遺族_喪主として

友引に葬儀は避けた方が良いならお通夜も避けるべき?

葬儀の日取りを決める時に参考にする六曜ですが、日本では「友引を避ける」という習わしが古くからあります。お通夜の場合も葬儀と同じく、友引を避けるべきなのでしょうか?その疑問にお答えします。 >最短翌日お届け 「喪服・礼服・ブラックフォーマルの購入」はこちら 葬儀で友引を避ける理由 カレンダーでよく目にする、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」。これらは六曜と呼ばれ、古くから日本にある占いのようなものです。「友引」も六曜のひとつ。 六曜には吉日と凶日があり、冠婚葬祭の日取りに関しては六曜を参考にする場合があります。「友引にお葬式は避けた方が良い」という方が多くいます。友引に葬儀を嫌う傾向があるのはいったいなぜなのでしょう。 「凶事に友を引く」という言葉から 友引には、「凶事に友を引く」という意味があるとされ、葬儀をすると「故人と親しかった人を連れて行ってしまい、亡くなる方が出る」と信じられているからです。そのため、友引の日の葬儀は避けるようになりました。 友引の日は火葬場もお休みする 実際に地域によっては、火葬場が友引の日はお休みにするところがあります。「火葬場が休業だと友引の日に葬儀ができない」と思われる方が多いでしょう。 友引の日に火葬場が休業になっている地域に住まれている方は、葬儀の日取りを決める際は特に注意が必要かもしれません。 お通夜の場合は? 葬儀は友引の日を避けるというのが一般的となっていますが、お通夜の場合はどうでしょうか。 お通夜は友引は避けなくてよい お通夜で火葬はおこなわないので、友引の日を避ける必要はないとされています。葬儀で友引を避ければ、お通夜は友引になる場合もあります。 由来は仏教とは関係なし 友引の由来が仏教に関係していると思われていますが、実際は関係ありません。 「友引」はかつて「共引」だった 友引はかつて「共引」と書いて、何事も勝敗のつかない引き分けになる日とされていました。時代の変化とともに「友引」となりましたが、本来「友を引く(連れて行く)」という意味ではないのです。 家族みんなでお別れすることが大事 友引と仏教の教えは無関係。お通夜・葬儀・告別式が友引でも問題はないと言われています。昔ほど六曜の内容を重んじて行動するということは少なくなり、柔軟に対応する人も多くなってきています。 そのため、友引に葬儀をしないという概念も薄れてきているのかもしれません。「家族みんなでお別れすることが大事で友引は関係ない」「迷信だと気にしていない」などの意見も多くみられます。 葬儀の世界も時代とともに様変わりしており、現代の考え方や生活に合わせるような形になってきていると言えるでしょう。 まわりの意見を尊重することも大切 地域の風習、家族や親戚の方の意見を尊重することも大切です。「お葬式は友引を避けおこなう」考え方が根強くあるのも事実。最終的には葬儀をおこなう方の判断次第となりますが、まわりの方とよく相談して決めるのが一番良いでしょう。 お通夜・葬儀を行なってはいけない日はありません 友引は悪い日ではありません。お通夜や葬儀をおこなってはいけない日は存在しません。お葬式は故人にとっても残された遺族にとっても大切な儀式。故人と遺族の想いを一番に考えることが大切なのではないでしょうか。 レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」では、葬儀で着用できるメンズ・レディース用ブラックフォーマルをデザイン豊富にご用意しています。 ぜひご覧ください。

葬儀中の写真撮影はマナー違反にあたる?

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葬儀中の写真撮影はマナー違反にあたる?

葬儀で写真を撮ったことはありますか?斎場の雰囲気や集合写真を撮ることについて、賛否両論分かれる思います。葬儀の写真撮影はマナー違反にあたるかどうかについてまとめました。 >最短翌日お届け 「喪服・礼服・ブラックフォーマルの購入」はこちら 葬儀中に写真を撮ることについて 葬儀中は、喪主や遺族は心身ともに疲れ果てているので、写真まで頭が回らない方がほとんどかもしれません。葬儀は神聖なもので写真なんて不謹慎だ、と思う方もいるかもしれません。 大切な人の葬儀だからこそ写真に残しておきたいという考え方もあるでしょう。宗派や地域によって違いはありますし価値観もそれぞれではありますが、基本的には必ずしも禁止というわけではありません。写真の撮影は遺族の意向が第一ですが、必要性やメリットもあるのです。 思い出として残しておける 記憶というのはどうしても時間とともに薄れていくものです。大切な人の最後のお別れの時間を写真におさめるのも、供養のひとつと考えることもできます。 また、葬儀は普段めったに会えない親戚と再会する機会でもあります。メモリアルコーナーや葬儀に集まった親戚一同の集合写真を撮影し記録に残すことで、後に故人の思い出を振り返る時に、その写真は大切な記念となるでしょう。 記録として写真に残せる 記念というよりは、記録という意味合いとして役立つことも。葬儀の様子を撮影することで、弔問客としてどなたが来てくれたかを残すことができます。 喪主や遺族は、葬儀当日は供花をゆっくり見る余裕がない場合が多いものです。祭壇や供物・供花を撮影しておくことで、後日頂いた方へお礼をする際に助かるのではないでしょうか。 葬儀を写真撮影する際の注意点は 葬儀中の写真撮影はモラルやマナーをもって、状況に応じた配慮が必要です。写真撮影する際に、特に気を付けなくてはならない点はどんなことでしょうか。 フラッシュは使用しない 葬儀会場は明かりが少ないところが多いですが、フラッシュの撮影はできるだけ避けましょう。棺に向けてフラッシュを使用したり、接近しての撮影をしたりするのは遺族や周囲に不快感を与えてしまいます。被写体に近づかずに撮ることができる、望遠レンズを使うなどの配慮が大切です。 撮影する人を限定する プロの方や故人に程よく近い身内の方など、撮影する人を決めておくと良いでしょう。それぞれが個々にカメラを持って撮影している光景はまわりに違和感を残すでしょう。 血縁関係がなくても故人と縁が深く、どうしても写真に残したいと希望される方もいるかもしれません。その際は必ず事前に、喪主と遺族の了解をとるようにしましょう。 写真を撮るタイミングを間違えないように 葬儀に参列している方の中には、静かにお見送りしてあげたいと考える方もいるでしょう。写真撮影をする際は参列の方々の迷惑にならないよう、空気を読みつつ撮影のタイミングを十分図ることが大切です。 写真におさめる際は礼儀と節度をもって 葬儀での写真撮影については様々な意見があるので、一概に良い・悪いを判断することはできません。残された遺族の、最後の日を写真におさめたいという故人を偲ぶ想いがあれば、心温まる写真が残せるのではないでしょうか。 レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」は上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルを取り扱う専門店です。年代や性別に適した喪服を種類豊富に揃えており、突然の訃報でも素早く対応いたします。

葬儀の準備のために、遺族が知っておきたいことは

葬儀-遺族_喪主として

葬儀の準備のために、遺族が知っておきたいことは

家族が亡くなった場合、喪主や遺族は葬儀のためのさまざまな準備をしなければなりません。できるだけ慌てずに準備を進められるよう、喪主や遺族として事前に知っておきたいことをまとめました。 葬儀の準備1.すぐに決めるべきこと 喪主や遺族は、葬儀までにたくさんの重要事項の即決を迫られるもの。葬儀の準備にあたって、できるだけ優先して決めるべき3つのことをご紹介します。 喪主の決定 喪主は遺族の代表として葬儀全体の監修を行う重要な役割を担わなければなりません。まずは喪主を誰が務めるか決めます。法的なルールはありませんが、故人と一番深い関わりを持つ人や血縁関係の深い人が務めます。 夫婦どちらかが亡くなられたときは配偶者、配偶者のいない場合には長男あるいは長女の順が一般的です。親族を含めてよく話し合ってから喪主を決定するのが良いでしょう。 ご遺体の安置場所 病院で亡くなった場合、どこへ安置するか決めます。かつては故人の自宅へ安置することが多かったですが、現代は住宅事情やさまざまな理由から自宅以外の場所を選ぶ方も増えているようです。自宅以外では、安置施設や斎場へ直接搬送するというケースが多いでしょう。 葬儀会場・葬儀プランの決定 家族が亡くなり悲しんでいる間もなく、すぐに決定しなくてはならないのが葬儀会場や葬儀プランについてです。葬儀を行う場所は、公営・民営の斎場や葬儀社のセレモニーホール、近所の集会場などでしょう。 まずは故人の生前の希望や、信仰していた宗教の有無の確認が必要です。また、想定される参列者の人数や予算によっても会場を選ぶ基準が変わってきます。 遺族は葬儀の準備で自宅と斎場を行ったり来たりすることが予想されますので、自宅からの距離も大事なポイントといえるでしょう。 葬儀の準備2.遺族の服装 喪主をはじめ遺族は対応することが多く、また家族を失ったショックで自身の服装まで気が回らないものです。葬儀の準備として用意しておくべき、遺族の服装についてまとめました。 喪服 喪主とその配偶者は、男性は和装かモーニングコート、女性は和装あるいはブラックフォーマルといった正喪服が基本。 しかし最近では正礼装ではなく、礼服であるブラックスーツを喪服として着用する方が一般的です。遺族や親族は準喪服である礼服用のブラックフォーマルを着用します。 遺族は立ったり座ったりの動きが多くなるので、女性は黒のストッキングを予備も含めて準備しておくとよいでしょう。 子どもの服装は? 子どもが学生の場合は制服が正式な礼装となりますので、制服を着用しましょう。未就学児あるいは制服がない場合は、黒系の地味な服装であればスーツでなくても問題ありません。 幼児がいる方は、子ども用の音が鳴る靴は避けましょう。喪服を準備する時間や余裕がない場合は、ネット通販での喪服レンタルを利用すればとても便利です。 もしもの時の準備は心構えから 突然の不幸は、いつどんなときに訪れるかわかりません。喪主や遺族は葬儀までの間はとても忙しくなりますので、いざという時の心構えをしておくだけでも慌てずに準備ができるでしょう。 モノワールは上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルを扱っております。メンズ・レディース・キッズと年代別でバリエーション豊富に揃えており、急な葬儀にも対応可能です。ご不安な点がございましたら、小さなことでもお気軽にご相談ください。

通夜と葬儀の流れについて

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通夜と葬儀の流れについて

突然訪れる訃報。喪主や遺族は深い悲しみのなか、通夜や葬儀の準備をおこなわなければなりません。今回は一般的な通夜・葬儀の流れやマナーについてまとめました。 通夜とは 通夜とは、遺族や親族、故人と親しかった人たちが葬儀の前夜に冥福を祈る儀式のこと。かつてはその名のとおり、遺族が故人のもとで一夜を明かしながら最後のお別れをするための時間でした。 最近では一般弔問客を迎えて、夕刻より1~2時間前後で終了する「通夜式」という形をとるのが主流となっています。ここでは、一般的な仏式の通夜の流れをご紹介します。 1.僧侶のお迎え 僧侶をお迎えします。地域や宗派によって焼香のタイミングや作法が異なるので、喪主は事前に葬儀社を交えて僧侶と通夜進行の確認をおこないます。 2.僧侶による読経と焼香 通夜開始とともに僧侶が入場し読経をおこないますので、静かに拝聴しましょう。読経終了後または読経の途中より、故人との関係が深い人から順に焼香をおこないます。 多くの斎場では祭壇前の焼香台でおこなう「立礼焼香」がほとんどで、喪主ならびに遺族は焼香される全ての人に一礼で返します。 3.通夜振る舞いへ案内 焼香が終わったら弔問客は順に退席します。通夜終了時に喪主は挨拶・謝辞をおこない、会葬へのお礼とともに葬儀についての案内をおこないましょう。弔問客に会葬礼状と返礼品を渡し「通夜振る舞い」の席へ案内するのが一般的です。 葬儀とは 葬儀とは一般的にいうお葬式のことで、通夜が明けた翌日の日中におこなう儀式。通夜が近親者のみの儀式なのに対し、葬儀は公式の追悼儀式なのです。 本来、葬儀式と告別式は別々におこなうものでしたが、今では「葬儀ならびに告別式」という形で、2つを一緒におこなうのが主流になってきました。葬儀の進行は通夜式とほぼ同じですが、式の途中に弔電の拝読や弔辞などが加わります。 喪主および遺族は葬儀の際に手配しなければならないことがたくさんありますが、ここで代表的な準備事項をいくつかご紹介します。 式場の準備・役割決め 式場・祭壇の準備や、受付に立つ人など葬儀の役割分担を決めておきます。喪主や遺族は弔問客の応対があるので、喪主だけが抱え込まず親族やご近所の方にお手伝いを頼むことも大切です。 祭壇は葬儀社の担当者とよく相談し、予算をベースに故人のイメージに近い雰囲気の祭壇を選ぶと良いでしょう。 僧侶や葬儀社と進行の確認 通夜の時と同様に、葬儀社を交えて僧侶と葬儀進行の打ち合わせを。併せて拝読する弔電を選んだり、届いた供花・供物の配列順や弔辞をいただく順番を決めておきます。 火葬場への同行者の確認 斎場によっては火葬場が併設されていないところも多いため、火葬場へ同行する人数を確認します。人数が多い場合はマイクロバスの手配も必要になるので、早めの確認が必要です。 喪主や遺族の通夜・葬儀での服装マナー 喪主や遺族は弔問客を迎える立場なので、格上の服装が基本です。通夜は取り急ぎ駆けつけるという意味合いもありますが、最近では通夜式でも正装の弔問客が多く見られます。喪主や親族は、通夜・葬儀を通して喪服の着用が望ましいでしょう。 通夜や葬儀の流れを事前に知っておくことが大切 地域や宗派によって細かな部分は異なりますが、広く一般的な通夜と葬儀の流れについてご紹介しました。通夜や葬儀がどんな流れでおこなわれるのかを事前に頭に入れておくとよいでしょう。 モノワールは喪服・礼服・ブラックフォーマルを数多く取り扱う専門店です。性別や年代別、サイズ別からそれぞれにふさわしい喪服を探しやすく、上質なのにお値段はとてもリーズナブル。もしもの時の突然のご要望にも、迅速で丁寧に商品をお届けいたします。

神式葬儀のマナーと作法

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神式葬儀のマナーと作法

今回は、神式葬儀にまつわるマナーや作法についてお話します。神式葬儀は、仏式と比べると作法が独特ですので、参列する際は一通りの流れを把握しておくと良いでしょう。 >最短翌日お届け 「レディース喪服人気ランキング」はこちら 神式葬儀とは 神式葬儀とは、神道の形式でおこなわれる葬儀です。仏式でいう通夜のことを「通夜祭」、葬儀を「葬儀祭」または「神葬祭」と呼びます。 神道では、故人は亡くなった後は神々の世界へ帰り、残された家族や親族を見守る家の守護神になるという考え方。故人の御霊をその家にとどめ、守護神になってもらうための儀式というわけです。 神道では、死は「穢れ(けがれ)」と考えられているため、神社で葬儀を執りおこなうことはありません。 仏式と神式の葬儀の違いは 日本で最も一般的な葬儀形式は仏式といわれていますが、神式は仏式に次いで多い葬儀のスタイルです。神式の葬儀は、私たちに馴染みのある仏式とは形式が少し異なります。仏式と比較しながら、神式葬儀についての知識をより深めましょう。 読経をせずに祭詞奏上 仏式では僧侶を迎えてお経を唱えてもらいますが、神式葬儀では読経をせずに祭詞を奏上します。祭詞奏上には故人の冥福と遺族の守護を祈願する意味があり、内容は故人の略歴や功績などが織り込まれています。 焼香の代わりに玉串奉奠(たまぐしほうてん) 仏式の焼香にあたるお参り方法が、榊を使った玉串奉奠です。玉串奉奠の作法については後でご紹介します。 数珠は使用しない 遺族および参列者の神式葬儀での服装は仏式と同じく喪服で問題ありませんが、神式では数珠は使用しませんので注意しましょう。 神式葬儀の作法を知ろう 神式葬儀の作法で仏式と大きく異なるのが、「手水の儀」と「玉串奉奠」、「しのび手と二礼二拍手一礼」という3つ。 これらの作法は遺族や参列者もおこないますので、簡単に方法をご紹介します。地域によってはご紹介しました作法と異なる場合もあるため、詳しくは斎主や斎場のスタッフにご確認ください。 手水の儀 手水の儀とは神式葬儀の初めにおこなわれる、身を清めるための儀式のこと。まずは手桶からひしゃくを使って、左手・右手の順に水をかけます。次に左手で水を受けて口をすすぎ、最後にもう一度左手に水をかけましょう。 玉串奉奠の作法 玉串奉奠(たまぐしほうてん)は、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)と呼ばれる白い紙をつけたものを、祭壇に捧げて故人の霊を祈るための神式の儀式。 玉串を受け取ったら一礼し、右手で榊の根元・左手で葉を下から支えるように胸の高さで持ちます。祭壇へ進み、一礼したら時計回りに90度まわして両手で榊の根元の方を持ちましょう。さらに180度回転させて向きを変え、根元を祭壇側にして両手を添えて玉串を乗せる台の上に置きます。 しのび手と二礼二拍手一礼 神式葬儀では、玉串奉奠のあとは祭壇に向かい「二礼二拍手一礼」をおこないます。「しのび手」とは音を立てずに打つ拍手のことで、音を響かせないようにてのひらをそっと重ね合わせるのがマナー。 「二礼二拍手一礼」は神式葬儀でおこなわれる独特の作法で、二回礼をしたあと二回しのび手で拍手し、最後に一礼をします。 神式にもふさわしいモノワールのフォーマルウェア 神式葬儀の作法というと、少し不安になる方もいらっしゃると思います。 確かに作法は独特ですが、葬儀の流れ自体は仏式と大きく変わらないので、今回ご紹介した内容を一度頭にいれておけば安心ですね。 レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」では、レディースやメンズ、キッズのレンタルなど豊富な品揃えを取り揃えています。上質でありながら、リーズナブルな価格が魅力です。商品のサイズ感などでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

葬儀で受付係りを任されたら

葬儀-遺族_喪主として

葬儀で受付係りを任されたら

通夜や葬儀、告別式では、受付や手伝いを頼まれる場合があります。葬儀での受付というのは、式場の顔でもありとても重要な役目です。受付を依頼されて知っておくべきマナーをまとめました。 >最短翌日お届け 「レディース喪服人気ランキング」はこちら 葬儀の受付での心構え 葬儀では、喪主や遺族はやるべきことが多いため、受付など手伝ってくれる人がどうしても必要になります。一般的に受付は、故人の直系以外の親族か会社関係、ご近所の方にお願いする場合が多くなります。 喪主や遺族に代わって弔問客をお迎えするという、大切な役割を担っている受付。服装や髪型、言葉づかいや振る舞いにも気遣い、遺族側の立場にたって臨みましょう。 服装・髪型 遺族に代わり弔問客の対応をする受付では、喪服の着用が好ましいでしょう。女性の場合、髪の長い方はまとめるように。派手なメイクも控えて、悲しみの席にふさわしい装いを心がけるのがマナーです。 受付の役割や準備 弔問客に対して失礼に当たらない行動がとれるよう、覚えておくべき葬儀での受付の流れや、事前に準備するものなどをご紹介します。 準備 受付では、弔問客から葬儀について質問をされることが多いため、式全体の流れを頭に入れておくことも大切です。 芳名帳・筆記用具・香典受け・名刺受けなどの受付用具を確認して設置します。筆記用具は、黒のボールペン以外にもサインペン、筆ペンなどがあれば用意して、インクが出るかどうかも確認しておきましょう。 会葬御礼品はすぐに渡せるように、袋詰めにして準備しておきます。会社関係の方など一人で複数人の香典を持って来られる方もいますので、まとめて渡せるように大きめの紙袋などがあれば用意しておくと便利です。受付の方の焼香は、弔問客が少ないうちに交替で行うのが良いでしょう。 役割分担 大規模な葬儀では、記帳に時間がかかりお待たせするケースが多くなります。芳名帳の数を増やしたり、返礼品を渡す人を別にするなど工夫すればスムーズに行えます。受付が複数人いる場合、それぞれの役割を決めておくと良いしょう。 香典を受け取り芳名帳に記帳してもらう人 返礼品を用意して渡す人 案内する人 など、役割分担ができていると慌てなくてすみます。 遺族に代わりお礼の挨拶を 弔問客と最初に顔を合わせるのが受付です。弔問客よりお悔やみの言葉をいただくことも少なくありません。遺族の代わりに、「本日はお忙しい中お越しいただきましてありがとうございます」などお礼を述べます。 香典を受け取る 香典は両手で受け取り「お預かりします」と、言葉を添えて一礼しましょう。 芳名帳に記帳してもらう 弔問客に芳名帳への記帳をお願いします。 「恐れ入りますが、こちらにご住所とお名前をご記入下さい」 「恐れ入ります。こちらにお名前とご住所をお書きいただけますでしょうか」 など、丁寧に伝えるようにします。 会葬御礼品を渡す 記帳が終わった弔問客にお礼を述べながら、会葬礼状などの返礼品を渡します。 式場への案内 弔問客に式場の場所や行き方を案内します。大きな葬儀場なら受付係とは別に、式場まで案内する人がいた方が良いでしょう。 年配の方や体の不自由な方を案内する場合、手を引きながら付き添ったりドアを開けたりなどの配慮も忘れずに。 葬儀では受付としての心構えやマナーを大切に 社会人ともなると、ご近所や会社関係などで葬儀の受付係を依頼されることも多くなります。受付では、遺族の気持ちになって弔問客を迎え、心構えやマナーを大切にしましょう。 弔問客に対して失礼に当たらないよう、喪服のマナーもおさえておきたいポイントです。レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」では、葬儀での受付係りとしてふさわしいブラックフォーマルを数多く揃えています。ぜひ一度ご覧ください。

葬儀と告別式の違いはあるの?

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葬儀と告別式の違いはあるの?

「葬儀」「告別式」は、似たような意味で使われることが多いのですが、厳密にはそれぞれ異なる意味合いを持っています。葬儀と告別式の違いや、喪主や遺族の作法についてまとめました。 葬儀と告別式の違いについて 「葬儀」「告別式」のはっきりとした違いが分からないという方も多いと思います。具体的にどんな違いがあるのでしょうか。 葬儀 葬儀というのは、遺族や親族が故人の死を悼み、仏や神に冥福を祈る儀式のこと。宗教の違いや宗派によって、葬儀の流れや形式は大きく異なりますが、冥福を祈ったあと土葬・火葬などがおこなわれます。 告別式 告別式は、遺族・親族だけでなく友人・知人など故人と縁のある人が、故人と最後のお別れをする儀式です。友人・知人など一般会葬者にとっては、故人と過ごせる最後の時間となります。 葬儀・告別式の違いをまとめると 葬儀と告別式は、お通夜の翌日におこなう儀式 葬儀は遺族と親族のみでおこなう 告別式は一般会葬者向け このように本来、「葬儀」と「告別式」はわけられていました。最近では一緒におこなうほうが一般的になっています。そのため「葬儀」といった場合でも、告別式が含まれた意味合いで使われることが多くなりました。 喪主・遺族の作法 喪主は、遺族・親族を代表して配偶者もしくは長男が務めることが多いようです。遺族も喪主と共に、葬儀・告別式を執りおこないます。 服装 葬儀・告別式では必ず喪服を着用しましょう。男性が喪主を務める場合、紋付羽織袴か黒のモーニングコートがもっとも格式高い正喪服となります。最近では準喪服にあたるブラックスーツの方がほとんどです。 女性の場合、着物を着るべきかどうか悩まれる方も多いでしょう。最近では着物を着る人も減り和装と洋装の割合が半々くらいになりました。 洋装なら正喪服となるよう、漆黒のワンピースやアンサンブル、スーツを着用します。詰まった襟元に長袖、スカート丈の長さは膝下からくるぶしの間で肌の露出を控えましょう。遺族も主催者側の立場なので、葬儀・告別式での喪服はもっとも格式の高い装いが理想です。 焼香 僧侶の読経が始まり、案内されたらまず初めに喪主が焼香をします。次に遺族が焼香をおこないます。焼香の順番は、血縁関係の濃い順にするのが一般的。 一般会葬者の場合、焼香する際は遺族に対して一礼しますが、自分自身が喪主・遺族の立場なら一礼は必要ありません。「お先に失礼します」という意味で周りに会釈をして席を立ち、会葬者全体に向かって一礼してから祭壇に向かいましょう。 焼香の後、席に戻るときにも会葬者に向かって一礼します。一番初めに焼香をする喪主は、誰かを手本にする事ができませんので、事前に説明される仕方をよく聞いておきましょう。 あいさつ 告別式の最後に、喪主があいさつをおこなうのが一般的です。忙しいなか、弔問にかけつけてくれた会葬者の方に、故人に代わり感謝の気持ちを込めてお礼を述べましょう。 葬儀も告別式も故人と過ごす大切な時間 葬儀・告別式では喪主・遺族はやるべきことがたくさんあります。故人と過ごせる最後の時間を大切にするためにも、基礎知識や注意すべきマナーを事前にしっかり確認しておくと良いかもしれません。 モノワールのブラックフォーマルは、お通夜・葬儀・告別式にふさわしい装いです。喪主・遺族として格式高い喪服をぜひお買いもとめください。

葬儀後のお礼やあいさつ回りに関するマナー

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葬儀後のお礼やあいさつ回りに関するマナー

葬儀が終わったらできるだけ早い時期に、お世話になった方々へお礼やあいさつ回りに出向きましょう。今回は、葬儀後にやるべきお礼やあいさつ回りのマナーについてまとめました。 お礼やあいさつ回りをする際のマナー 遺族の方は、葬儀が一段落してもやるべきことがたくさんあります。その一つが、葬儀後のお礼やあいさつ回りです。 世話役の人から弔問客の心づかいなどがあれば聞いておきましょう。あいさつ回りと一緒に、お礼を述べられるようにしておいてください。 あいさつ回りはいつ頃までに行く? あいさつ回りの時期は、葬儀の翌日か翌々日、遅くても初七日までには伺うようにしましょう。町内会の方やご近所の方など、近隣の方は葬儀の翌々日までに伺うようにします。 服装について 葬儀直後のあいさつ回りには、なるべく喪服(略喪服)を着用します。男性は黒のネクタイを着用しましょう。葬儀から2~3日過ぎた場合は、地味めの平服で構いません。 お礼状を出したりあいさつ回りに伺うところは? 葬儀でお世話になった近所の方、世話役、町内会の方、故人の勤務先などには、喪主自身がお礼のあいさつに出向き感謝の気持ちを伝えます。 この時、特にお礼の品物などは必要ありませんが、場合によっては菓子折りなどを持参すると良いでしょう。 喪主と遺族の方と2人であいさつ回りをします。その際は長居しないようにして、できるだけ早めに引き上げるのがマナーです。 世話役・お手伝いいただいた方へのお礼 特に世話役やお手伝いいただいた方には丁重なお礼をしましょう。地域によって礼金を渡したり、食事を提供したり、いただいた果物の盛篭をわけるなどあるようです。 忌明けには、お礼の品物を持って伺うのが良いでしょう。あくまでもご近所同士の助け合いへのお礼なので、高価なものは避けるようにしてください。 弔電や供物をいただいた方へのお礼 葬儀に参列せず、弔電を送ってくれた人や、遠方から供花・供物を贈ってくれた人には遠方の方などおられるでしょう。あいさつ回りに出向くことができない場合は、お礼状を出すと良いでしょう。心づかいに対する感謝の気持ちが伝わるよう、丁寧に書くことが大切です。 故人の勤務先へのあいさつ 故人が在職中だった場合は、勤務先にもあいさつに行くようにしましょう。その際、事前に連絡し、持参するものがあるか確認をしてから出向くようにすると手続きがスムーズです。 親しい間柄であれば電話やメールでお礼を 親しい間柄であれば、葬儀に参列していただいた相手に対してお礼の気持ちを電話やメールで伝える方法もあります。形式的なお礼状より短いメールを自分の言葉で送る方が気持ちが伝わるかもしれません。 しかし、本来はお礼状という形を取るのが正式なマナー。電話やメールでお礼を述べるのは、略式のマナーとなりますので、失礼にあたらないよう注意しましょう。 葬儀後のお礼やあいさつ回りはお早めに 葬儀には、さまざまな関係の方々が参列され、お心づかいをいただきます。今後も長くお付き合いいただく方も多いかと思いますので、お礼やあいさつ回りは早めにおこなうようにしましょう。 レディース喪服・礼服の通販専門店「MONOIR(モノワール)」では、お葬式はもちろん、あいさつ回りにもぴったりな喪服をご用意しております。上質な喪服・礼服・ブラックフォーマルをお探しの方は、ぜひ一度ご覧ください。